2021年11⽉、イギリスにおいて、国連気候変動対策会議(COP26)が開催され、温室効果ガスの削減⽬標の達成や各国の協⼒関係が議論されました。経済協⼒開発機構(OECD)では、経済のデジタル化やBEPS2.0にて提⽰された次世代のグローバル課税において、税務マネジメントの⼤きな変⾰の時を迎えました。

その中でもESGは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)を意味し、各国政府や、投資家、あるいは消費者が企業価値を考える際に、ますます重要になっています。企業の持続的成⻑(Sustainability Development)や⻑期的価値(Long-term Value、LTV)へ与える影響から、気候変動関連リスクに代表されるESG課題を、多くの企業が認識するようになり、さらなる関与と透明性が求められています。

サステナビリティ税務サービス 図1

EYができること

EYは、クライアントのサステナビリティ向上の行程において、移行の加速、サプライチェーンの脱炭素化、真にグリーンな事業運営につながる税務フレームワークとリスク管理手法の設計を行い、目標達成を支援します。その一環として、政策の動向とその影響の最新情報をお伝えし、インセンティブと資金の確保、および新たな税務報告・非財務報告の義務の遵守をサポートします。

また、EYのインサイトは、サステナビリティ戦略を俯瞰的に把握し、クライアント企業全体を支え、柔軟な組織を実現する支援となります。このインサイトを通じて、重要な局面で主要プレーヤーと連携し、サステナビリティ向上の過程でクライアントが直面する、税務・法務・ガバナンス・労務の課題に関する私たちの専門知識や市場経験を共有します。 

EYでは企業のサステナビリティ(持続的成⻑)や⻑期的価値(LTV)向上のため、以下のESG課題に関する戦略的なタックスサービスを提供しています。

サステナビリティ

※動画を閲覧する際は、画面を最大化してご覧ください。


EY サステナビリティ税務Pulse調査 2023年

企業・組織は、サステナビリティやESGの課題に取り組むよう、幅広いステークホルダーからの要望が増えています。
税務・財務部門は、気候変動に関する目標を行動に移すため、より大きな役割と責任を担っていくことが期待されています。 

「EY サステナビリティ税務 Pulse調査 2023」は、世界中の税務および財務部門責任者500名以上を対象に実施されました。



チーム

EYの最新の見解

世界情勢の混乱は国際貿易にどのような機会をもたらしているか

地政学的な不透明性が続く今こそ、間接税・貿易部門が真価を示すときです。

ライフサイエンス企業の税務部門が今すぐサステナビリティに取り組むべき理由

多くのサステナビリティ関連税制が導⼊されるのに伴い、ライフサイエンス企業は税務コンプライアンスとその戦略について熟考する必要があります。

気候変動への取り組みにおいて、政策立案者が企業に期待する4つの行動

サステナビリティの課題に取り組む上で、政府と企業間の協働は最も重要です。

環境関連の優遇措置と制裁措置に企業はどのように対応すべきか

政府が「アメとムチ」でサステナビリティの推進を図る今、税務部⾨は、自社が「ムチ」を避けながら「アメ」を活⽤するために、重要な役割を担うことが求められています。

税務が持続可能なサプライチェーンの設計に及ぼす影響とは

サステナビリティや環境に関する法定の追徴税や優遇措置によって、グローバルサプライチェーンは抜本的な見直しを迫られています。

EUは持続可能な開発目標の達成をどのように域外に働きかけるのか

EUの炭素国境調整メカニズム(Carbon Border Adjustment Mechanism「CBAM」)は、国際貿易に大きな影響をもたらす可能性があります。

持続可能性促進のための優遇制度、炭素規制、環境税との歩調を合わせるために

EYグリーンタックストラッカーは定期的に更新されており、持続可能性に関する世界中の税務政策の進展をモニタリングするのに役立ちます。

    お問い合わせ
    こちらからお問い合わせください。