EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
EY新日本有限責任監査法人 公認会計士 大竹 勇輝
2019年3月決算会社について、定時株主総会前に有価証券報告書を提出している会社は?
【調査範囲】
【調査結果】
<2019年3月期>
(※1) JQGはジャスダック・グロース市場である。
(※2) 日付差は提出日と定時株主総会開催日の差である。
参考として、前年度の状況は以下の通りである。
<2018年3月期>
(※1) JQGはジャスダック・グロース市場である。
(※2) 日付差は提出日と定時株主総会開催日の差である。
2019年3月期決算の上場会社2,388社(前期2,394社)を対象に調査した結果、17社(0.7%)(前期15社:0.6%)が該当した。具体的には図表の通りである。昨年度に引き続き、定時株主総会開催前に有報を提出した会社は限定的である。
一方、同一日に提出した会社1,202社(50.3%)(前期1,215社:50.8%)、翌日に提出した会社863社(36.1%)(前期871社:36.4%)、2日後に提出した会社62社(2.6%)(前期55社:2.3%)、3日後に提出した会社179社(7.5%)(前期185社:7.7%)といった状況である。定時株主総会後3日以内に有報を提出した会社は合計2,306社(前期2,326社)であり、全体の96.6%(前期97.2%)と圧倒的多数を占めている。
(旬刊経理情報(中央経済社)2019年9月20日号 No.1556「2019年3月期 「有報」分析」を一部修正)
2019年3月期 有報開示事例分析