デジタル内部統制に対するサービス

企業のデジタル化の進展により、ERP導入、クラウド化、業務プロセスの自動化が進む中で、内部統制は複雑化し、新たなリスクへの対応が求められています。新技術を導入することによって顕在化したリスクに対し、EYの知見を使って、適切な内部統制の構築を提案します。


新技術に対する内部統制、ガバナンスの評価、構築支援

企業を取り巻く環境を大きく変化し、ERPシステムの導入、実行基盤のクラウド化、業務プロセスの自動化等、デジタル化が進んでいます。

このような環境の中で、内部統制は複雑化しており、要求内容は多くなっています。これらの要求事項や新技術を活用するに伴って顕在化した新たなリスクにアプローチする必要があります。
 

EYができること

クラウド環境活用に向けた内部統制の評価及び構築支援

  • 近年はSaaSシステムに限らず、システムの実行基盤をクラウドの関連サービスを活用して、アプリケーションの開発や発行されるアプリケーションIDの管理に対し、クラウドシステムを活用する場合があります。また、業務上の利便性から各種ツールを連携させることによる利用もあります。

    このような環境において、自社で開発したオンプレミスシステムと比較して、クラウド環境を利用することによるリスクの識別に伴い、新たな内部統制の構築が求められます。

    • クラウド基盤に構築されたITアプリケーションシステムに対するIT全般統制の評価、構築

    • クラウド基盤に対するロールポリシーの策定、実機上の権限割り当て状況のレビュー、改善

    • クラウド基盤に構築されたITアプリケーションシステムが関連する業務処理統制の評価、構築
クラウド環境活用に向けた内部統制の評価及び構築支援

Web3ビジネスに係るシステムリスク/セキュリティ管理態勢整備支援

  • Web3ビジネスには、新しいテクノロジーと分散型ネットワークの性質に関連したリスク要因があります。例えば、ウォレット使用時の流出リスクには内部管理態勢の構築が必要です。

    暗号資産管理やトークンビジネスの経験を生かし、Web3に関連するセキュリティ対策や内部統制、ガバナンスの構築に関するサービスを提供しています。

    • ブロックチェーン固有の秘密鍵管理、アクセス制御、インシデント管理、委託先管理等の各種ポリシーの策定支援

    • ブロックチェーン関連システムに対するIT内部統制の構築支援
      • 秘密鍵管理、暗号資産・トークンの有高管理、権限管理、ログ監査、障害管理
Web3ビジネスに係るシステムリスク/セキュリティ管理態勢整備支援

アジャイル開発、DevOps環境における内部統制構築支援

  • アジャイル開発は、従来のウォーターフォールモデルとは異なり、アプリケーションの機能単位で開発し、コードをシンプルにビルド、テスト、本番環境に反映させる行為を繰り返して、一つの大きなアプリケーションを完成させます。

    また、自動化ツール等を導入することで人手を介さないプログラムデプロイを実施する傾向にあります。

    そのため、従来の承認手続が簡略化されたり、プロセスが自動化されたりと、従来のウォーターフォールモデルとは異なる内部統制の視点が必要になります。

  • 数多くのアジャイル開発、DevOps環境における内部統制評価を実施した経験を生かして、以下のサービスを提供可能です。

    • DevOps環境適用に伴って導入されたCICDツール、プログラムバージョン管理ツール、WFシステム等の権限管理、設定管理状況のレビュー、構築支援
    • ウォーターフォールモデルからアジャイル開発プロセスに移行に伴う変更管理プロセスポリシーの策定支援、内部統制の構築支援
アジャイル開発、DevOps環境における内部統制構築支援


ビジネス・ITプロセスとコントロールの構築支援サービス

今後顕在化が見込まれるリスクを事前に識別し、それに対応するITプロセスとコントロール対応を事前に実施する必要があります。

EYはIT関連の内部統制の構築や評価を単なる内部統制報告制度への対応にとどまることなく、業務の標準化、効率化、自動化等、既存業務の継続的な改善を含めてサービスを提供してまいります。

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