EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
公認会計士 山岸 聡
四半期報告書における財務諸表以外の情報(非財務情報)の記載については、【図表1】のとおり半期報告書とおおむね同様ですが、次の点に違いが見られます。
【図表1】
※1 2011年4月1日以後開始する連結会計年度及び事業年度の第1四半期会計期間から、重要な変更があった場合のみ記載が求められます。
※2 2011年4月1日以後開始する連結会計年度及び事業年度の第1四半期会計期間から、記載不要です。
※3 2011年4月1日以後開始する連結会計年度及び事業年度の第1四半期会計期間から、重要な変更があった場合に、「財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの分析」で記載します。
このほか、四半期報告書における非財務情報の開示に特徴的な点は次のとおりです。
「第1 企業の概況」 における 「1 主要な経営指標等の推移」 には、原則として、以下の情報を記載することが求められます。
「第2 事業の状況」 における 「3 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの分析」 には、以前から例として示されている事項(経営成績に重要な影響を与える要因についての分析、資本の源泉および資金の流動性に係る情報)に加え、以下の3点を記載することが求められています。
半期報告書と同様に、「第3 設備の状況」において、主要な設備に重要な異動があった場合に、会社名、事業所名、所在地、設備の内容、設備の種類別の帳簿価額および従業員数を記載することなどが求められています。
当四半期会計期間および当四半期会計期間終了後四半期報告書提出日までの間に配当に関する取締役会決議があった場合には、その旨、決議年月日ならびに当該配当による配当金の総額および1株当たりの金額を注記することが求められます。
四半期