EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
クライアントの課題を的確に捉え、変化に素早く対応するプロフェッショナル・サービス・ファームとして、EY Japanは人材の重要性を認識しています。
まずは一人ひとり自身の生き方や価値観を見つめることからスタートし、個人としてのMy Purposeと組織のパーパス(存在意義)が相互につながる点を見いだす機会を重視しています。People-firstの組織として人材の価値を高め、それによりクライアントの企業価値を向上させ、社会への貢献を果たしていく― 自らの企業価値につながるバリューサイクルを通じて、私たちは自らのパーパスである「Building a better working world ~より良い社会の構築を目指して」を実現します。
また、私たちはダイバーシティ、エクイティ&インクルーシブネス(DE&I)を推進し、エクイティ(公正)の実現に向けてポジティブな変化を起こせるよう取り組みを進め、社会の根底にある制度上の不公正や格差をなくすことを目指しています。
EY Japanは、精神・発達障害の診断のあるニューロダイバーシティ*人材の雇用や就労状況の改善を目指し、2022年6月にDiverse Abilities Center(ダイバース・アビリティズ・センター、DAC)を発足しました。
DACは、「個人の活躍」や「個人による価値の創出」を目指す組織です。障害特性を理解している専門スタッフの支援や柔軟な働き方制度を活用しながら、自分の得意な領域でスキルを磨き、自身の価値を高め、キャリアアップにつなげていくことを目的としています。2023年4月1日には2期生として7名が、2024年4月1日には3期生として14名が新たに入社しました。
デザインスキルを生かして資料のブラッシュアップやイラスト制作、動画編集を行ったり、マーケット情報の収集や四半期レポートを作成したり、VBAやUiPath、Power Platformを活用してデータ処理の自動化などを担当しているプロフェッショナル集団に育ちました。
* ニューロダイバーシティ(Neurodiversity、神経多様性)とは、Neuro(脳・神経)とDiversity(多様性)という2つの言葉が組み合わされて生まれた、「脳や神経、それに由来する個人レベルでのさまざまな特性の違いを多様性と捉えて相互に尊重し、それらの違いを社会の中で生かしていこう」という考え方であり、特に、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、学習障害といった発達障害において生じる現象を、能力の欠如や優劣ではなく、『人間のゲノムの自然で正常な変異』として捉える概念。
出典:経済産業省「ニューロダイバーシティの推進について」
EYでは、女性メンバー向けの階層別リーダーシップ研修を実施しています。あえて女性だけを集めることによって、自分自身の個性や強みは何かを考えることに向き合い、潜在能力を引き出し、キャリアアップへの意欲を高めます。異なる専門性を持つ年齢や立場の近いメンバーとお互いに刺激し合い、新たなネットワークを構築することも期待できます。
また、子育て世代のメンバーを支援するため、産前産後休業、育児休業、仕事と子育ての両立に関する制度やサービスおよび上司とのコミュニケーション時のヒントなどを一覧化したガイドブックを発行しました。
これらの施策が評価され、『日経WOMAN』(発行:日経BP社)の「女性が活躍する会社BEST100」において総合第7位に選出され、2年連続トップ10入りしました。
EYでは、メンバーの事実婚のパートナー(同性のパートナーを含む)は、「ダイバースパートナー・プログラム」によって、法律婚の配偶者とほぼ同等の人事・福利厚生制度を利用することができます。また、トランスジェンダーのメンバーに対して、ビジネスネームの利用の支援や、国内外で行われる性別適合手術を受ける際には私傷病休暇が適用され、適切な対応が受けられる健診機関の情報を健保組合が提供しています。
EY Japanにはパラ・デフアスリート*1 *2 が18名所属し、競技活動に取り組んでいます。自己への挑戦を続けながら世界の強豪と戦うパラ・デフアスリートをサポートしています。
石田考正(デフ陸上競技)が第1回アジアデフ陸上競技選手権大会、第5回世界デフ陸上競技選手権大会に出場し、ハンマー投げで金メダルを獲得し、パリ2024パラリンピック競技大会に出場した富田宇宙(パラ競泳)が、男子100mバタフライ(S11)、男子400m自由形(S11)で銅メダルを獲得しました。
*1 パラアスリート:主に身体障がい者を対象とした競技種目の選手
*2 デフアスリート:主に聴覚障がい者を対象とした競技種目の選手
EY Japan パラ・デフアスリート
EY Japanでは、変容する社会と価値観の中、働く場所や時間にかかわらず最高のパフォーマンスを発揮できる自律的な働き方を「EY フレリモ」としてデザインしています。居住地域やライフイベントに左右されないフレキシブルな働き方を実現することで、EYには多様なメンバーが集まり、活躍しています。2022年に遠隔地リモート制度を導入し、現在、100名を超えるEYのメンバーが全国各地で遠隔地リモート勤務をしています。
EYは、長期的価値の向上において、その中核を成す人的価値は個々がウェルビーイング(実感としての豊かさ)な状態であるかどうかに大きく依存していると考えます。そのため、EYで働く個人がウェルビーイングであることが、生産性を高め、社内だけでなくステークホルダーとの協働への意欲を生み出し、長期にわたって顧客や社会に価値を提供し続けられることで、組織としても社会に必要で在り続けられると信じています。
具体的な取り組みとして、対外的には業種業界を超えた「日本版Well-being Initiative」への参加や他企業との協働を、内部的にはEY独自のイニシアチブを推進し、EYメンバーのウェルビーイング実感値の可視化や、EYのウェルビーイングストラテジーに基づく実践を行っています。
EYはこのウェルビーイングに対する取り組みを通じて、従業員の幸福と組織の成長を両立させる経営の在り方を追求し続けると同時に、自社の実践から得た知見を社会全体へ還元することで、ウェルビーイングな社会の実現をリードする存在となることを目標としています。
EY Japanは、LGBT+に関する企業の取り組み指標「PRIDE指標」において、コレクティブ・インパクト型の取り組みを推進する企業認定「レインボー」を、2021年の認定創設より3年連続で受賞しました。本賞において、セクターを超えて協働し、LGBT+に関する理解促進や権利擁護を積極的に推進する取り組みが評価されました。なお、最高評価の「ゴールド」は7年連続で受賞しました。
※1 本指標は、LGBT+に関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体「work with Pride」が2016年に開始した企業の取り組み指標であり、企業・団体などのLGBT+に関わる取り組みを表彰する制度 ※2です。EY Japanは2017年からPRIDE指標に参加し、2023年まで7年連続でゴールドを受賞しています。
※2 この表彰制度では、1.Policy(行動宣言)2.Representation(当事者コミュニティ)3.Inspiration(啓発活動)4.Development(人事制度・プログラム)5.Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つのカテゴリーから採点されます。
EYはDE&Iを推進し、エクイティ(公正)の実現を通じて、社会のルールを変えていくことに取り組んでいます。障害の特性をみるのではなく、得意なことや強みを仕事とし、スペシャリストとしてのキャリア形成を支援するダイバース・アビリティズ・センターや、週20時間以下の勤務を可能とする超短時間勤務なども、そうした取り組みの一環です。そして、社会の根底にある構造的、文化的な格差をなくすためには、マイノリティの自助努力に任せるのではなく、EYメンバーひとりひとりが傍観者ではなく、いじめや差別の解消に介入するアップスタンダーになることが重要です。グローバル共通のDE&I研修プログラムや、管理職以上を対象とした「国際人権研修」の実施にも力を入れています。世界が大きく変化し、将来が不透明な今だからこそ、私たちは身近なところへ関心を向ける必要があると考えます。
ありのままの自分でいることができ、お互いに信頼を感じられるインクルーシブで公正な社会を実現するためには、あらゆる違いを多様性と考え、相手の個性を尊重し、より良い関係を築くことが重要です。まずは一人ひとりの異なる経験や思いに寄り添い、対話を始めたいと考え、さまざまなEYのメンバーの経験を紹介する動画を作成しました。
ニュースリリース
EY Japan、健康経営優良法人2023(大規模法人部門)に認定
EYのメンバーファームであるEY新日本有限責任監査法人、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社、EY税理士法人およびEY Japan株式会社は、経済産業省より「健康経営優良法人2023(大規模法人部門)」として認定されたことをお知らせいたします。なお、EY新日本有限責任監査法人は2年連続で認定されました。
EY Japan CEOの貴田守亮が「Outstanding LGBT+ Role Model」の「LGBT+ Executives」部門において日本初の殿堂入り
EY Japan(東京都千代田区)は、チェアパーソン 兼 CEOの貴田 守亮が、「Outstanding LGBT+ Role Model Lists」の「LGBT+ Executives」部門において、2020年より3年連続トップ10入り(2020年2位、2021年1位、2022年6位)した功績が評価され、同部門において日本初の殿堂入りを果たしたことをお知らせします。
EY Japan所属 石田 考正選手(デフ陸上競技)スポーツ功労者顕彰を受賞
EY Japan(東京都千代田区、チェアパーソン 兼 CEO 貴田 守亮)は、同社所属のパラアスリート石田 孝正選手(デフ陸上競技)が、デフリンピックでの活躍によりスポーツの向上発展に貢献したスポーツ功労者として、文部科学大臣より令和5年度スポーツ功労者顕彰を2023年8月8日に受賞したことをお知らせいたします。
EY Japan、LGBT+取り組みを評価するPRIDE指標において「ゴールド」を7年連続で取得
EY Japan(東京都千代田区、チェアパーソン 兼 CEO 貴田 守亮)は、LGBT+インクルージョンに関する職場の取り組みを推進するPRIDE指標において、最高評価の「ゴールド」認定を受けました。さらに、セクターを越えて協働し、LGBT+に関する理解促進や権利擁護を積極的に推進する取り組みが評価され、「レインボー」認定も受けたことをお知らせします。
EY Japan、在日英国商業会議所主催「2023年ブリティッシュ・ビジネス・アワード」にて 「カンパニー・オブ・イヤー」を受賞
EY Japan(東京都千代田区、チェアパーソン 兼 CEO 貴田 守亮)は、在日英国商業会議所(BCCJ)主催の第16回「2023年ブリティッシュ・ビジネス・アワード(British Business Award: BBA 2023)」において、「カンパニー・オブ・イヤー賞」を受賞したことをお知らせします。これまでEY Japanは、2019年(イノベーション部門)、2020年(D&I部門)、2022年(DE&I部門)を受賞した実績があり、今回で4回目の受賞となります。
EYストラテジー・アンド・コンサルティング、子育てサポート企業として「くるみん認定」を取得
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 近藤 聡)は、次世代育成支援に関する取り組みに対する優良企業認定「くるみん認定」を2023年12月25日に取得したことをお知らせいたします。
EY Japan、ホワイト500、健康経営優良法人2024(大規模法人部門)に認定
EYのメンバーファームであるEYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社、EY Japan株式会社は、「健康経営優良法人2024(大規模法人部門(ホワイト500))」に、EY新日本有限責任監査法人、EY税理士法人は、「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に、経済産業省より認定されたことをお知らせいたします。
EY Japan株式会社(東京都千代田区、代表取締役 石橋 宜忠)は、2024年3月に、女性活躍推進の取り組みに対する優良企業認定「えるぼし」の最上位である3つ星認定を取得したことをお知らせいたします。
EY Japan、日経WOMANの「女性が活躍する会社BEST100」において総合7位に選出
EY Japan(東京都千代田区、チェアパーソン 兼 CEO 貴田 守亮)は、女性社員の活躍を推進している企業を認定する「日経WOMAN」(発行:日経BP社)の「女性が活躍する会社BEST100」において、回答企業479社の中で総合第7位に選出されました。昨年度より1ランク上昇し、2年連続のトップ10入りになります。
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EYは「Building a better working world ~より良い社会の構築を目指して」をパーパス(存在意義)として、メンバー一人一人のあらゆる行動の中心に据え、事業活動を展開してきました。インクルーシブで心理的安全性が高い職場づくりに取り組んでいる株式会社ポーラ代表取締役社長 及川 美紀氏からお招きいただき、EY Japanチェアパーソン兼CEO 貴田 守亮 が対談しました。
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EY Japanに所属するパラ・デフアスリートの4名が、インクルーシブなカルチャーを持つEY Japanの魅力、EYのメンバーと共に実現したいことについて語り合いました。より良い社会を共に創る未来のプロフェッショナルに向けた、アスリートたちからのメッセージをご覧ください。