EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
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EYのトータルリワード(人事制度・福利厚生・働き方)のプロフェッショナルは、人材に関する戦略の一環として、総合的な報酬の評価、またはその再構築や再設計の支援を行います。詳しい内容を知る
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従業員も企業も、圧倒的大多数がかつての働き方がもはや過去のものとなってしまったと考えているようです。ほとんどの回答者が、ハイブリッドで柔軟な働き方がこのまま定着するだろうという見方に同意し、従業員は望むものが手に入らない場合は転職してもよいと考えています。従って、従業員が最重要視するものを把握することが、企業にとって必要不可欠です。
給与から目的意識まで、私たちが価値を見いだしているもの
私たちが何に価値を見いだしているのかによって、集合的にどこまで深く働き方を見直しているのかを測ることができます。インフレ圧力、リモートワークの普及、転職のハードルが低くなったこと全てが、従業員(79%)を給与総額などの目に見える利益に向かわせています。企業(83%)は、報酬、福祉、選択的福利厚生制度、休暇その他を含む報酬規定を大幅に変える必要が、パンデミックで加速されたと考えています。
報酬には複数のカテゴリーがありますが、企業と従業員のそれぞれが重視する内容を詳しく見ると、実際には両者の間に顕著なずれがあることが分かります。従業員はまずは報酬とキャリアアップ、その次に柔軟な働き方を重視する傾向が見られます。