EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
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2021年11月のISSB設立を受けて2022年7月に設立されたSSBJは、規範的なサステナビリティ開示基準を策定するプロジェクト計画の概要を最近になってようやく示したところです。この計画には、公開草案と最終案を遅くともそれぞれ2024年3月と2025年3月までにまとめることが盛り込まれています。強制的な施行日は設定されていませんが、企業は2025年4月頃からこの基準の任意適用が選択できるようになるでしょう。
本基準は、IFRS S1号「サステナビリティ関連財務情報の開示に関する全般的要求事項」(S1)およびIFRS S2号「気候関連開示」(S2)など、ISSBが策定した当初の基準と整合するものになると見込まれています。
SSBJとISSBによる取り組みは、日本の岸田文雄首相の歓迎を受け、奨励されています。2023年3月、東京を拠点とするIFRS財団アジアオセアニアオフィスへの支援延長に関する覚書の締結後、岸田首相は東京でIFRS財団の評議会を主催しました。同オフィスは2012年から国際会計基準審議会(IASB)による取り組みを支援しており、現在はISSBの取り組みも支援しています。
SSBJが起草した情報開示規則案は、東京証券取引所に上場している外国企業を含む、日本のすべての上場企業に適用される予定です。