最先端の機能を駆使したデジタルソリューション「こども見守りAIプラットフォーム(Child Protection Intelligence Platform、以下CPIP)」は、児童保護に携わる職員に支援を必要とするこどもに関する最新情報への迅速なアクセスを実現します。


要点

  • CPIPは、地方公共団体や関係機関が持つさまざまなこどもに関するデータを一元的に集約し、業務上利用しやすい形で可視化、一覧表示します。
  • CPIPは、困難を抱えるこどもや家庭に関わるリスクをAIにより分析し、プッシュ型支援の方針を検討する際のひとつの判断材料とすることができます。
  • CPIPプラットフォーム上で児童福祉司、社会福祉士、保健師、教育・医療関係者などのさまざまなニーズに対応します。

弱い立場にあるこどもたちの安全を守ることは、最も重要な社会課題のひとつですが、容易なことではありません。その要因として挙げられるのが、情報が分散しており、有効に利活用できていないことです。危険にさらされているこどもたちに関する情報は地方公共団体等のさまざまな部局・機関で管理されていますが、これらのデータは各部局・機関のシステムにのみ保存されているため、情報は分散して存在しています。
 

児童を取り巻く問題に対応する関係者が、支援が必要なこどもに関する最新のデータを利用し、得られた洞察に基づいて意思決定を行うことを可能にするにはどうすればよいでしょうか。

図:こども見守りAIプラットフォーム(Child Protection Intelligence Platform)

CPIPの主要機能

関連リリース

EY Japan、子どもを取り巻く社会課題の洗い出しや、適切な支援をサポートするAI分析プラットフォームの提供開始

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:近藤 聡、EYSC)は、子どもに関する情報・データ連携などに取り組む地方公共団体や公的機関向けに、情報分析データプラットフォーム「こども見守りAIプラットフォーム Child Protection Intelligence Platform(CPIP)」の日本における導入コンサルティングおよび実証検証サービスを開始します。

EY Japan、「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2022」の 「Government アワード」を受賞

【EY Japan】EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:近藤 聡)は、日本マイクロソフト株式会社より「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2022」の「Government アワード」を受賞したことをお知らせします。

EYストラテジー・アンド・コンサルティング、コンサルティングサービスを再編、強化

【EY Japan】EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:近藤 聡)は、本日、クライアントの戦略策定から、その実現のためのトランザクション(M&A)、トランスフォーメーション(変革)を一元的に支援するため、戦略担当部門であるEYパルテノンを中心に組織を一体的に再編し強化することを発表します。

EY Japan、地域貢献の取り組みとして「EYデジタルハブ パートナー会」を発足

EY Japan(東京都千代田区、チェアパーソン 兼 CEO 貴田 守亮)は、福岡地区を含む九州での地域貢献を目的とした「EYデジタルハブ パートナー会」を発足しました。



    サマリー

    児童福祉分野をはじめ、社会課題におけるデータ駆動型プラットフォームの活用は、さまざまなコミュニティに画期的な変化をもたらします。例えば、社会的弱者やその家族は、行政支援の待ち時間の短縮や、各個人の状況・要求に合わせた最適な組み合わせの支援を期待できます。支援団体においては、需要と供給に関するデータに裏付けされた的確な支援計画やNPO等の事業者への委託が可能になります。こうして得られた洞察は、支援団体間の連携強化につながります。そして、政策立案者は、支援の有効性のより明確な把握や、効率的な資源の配置に向けた支援を促進できるほか、事実に基づき高品質かつ的確な支援を提供することが可能になります。


    この記事について