EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
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デジタルリテラシーの向上により監査プロフェッショナルを進化させるとともに、CoE(Center of Excellence)の活⽤による業務の集約化を進めています。
デジタルを活用した新たな価値を提供するために、テクノロジー人材の関与に加え、ヒトとデジタルの効果的な融合と、デジタルリテラシーの向上により監査プロフェッショナルを進化させています。
また標準化・自動化された業務をCoEに集約することで、監査プロフェッショナルは難易度が高く、判断を要する領域に注力し、リスクの早期発見やインサイトの提供が可能となり、監査品質のさらなる向上を実現します。
クライアントのDX(デジタルトランスフォーメーション)、データやテクノロジーに対する理解を深め、クライアントサービス提供に必要なスキルの習得・向上を加速させ、新たな価値を提供できる人材へと変革するための育成にも尽力しています。
EY新日本有限責任監査法人では、2022年7月より全てのメンバーに対してデジタル領域のスキルセット(デジタルリテラシー)を測定し、個人の習熟度に応じた研修・育成を実施することで、プロフェッショナルとしての能力やスキルの再開発を支援するプログラムを実施しています。
個別の測定結果に応じて、現状不足するデジタル領域に関する知識をABCトレーニングで補うことで、監査業務に関与する全てのメンバーに最低限必要なデジタルリテラシー(レベル3)を備えるとともにデジタル監査をリードするデジタル人材(レベル4以上)を育成しています。
エンジニアを含むさまざまな分野のテクノロジー人材の採用や育成のためのキャリアフレームワークを導入しています。データ&テクノロジー領域の専門人材を定義して役割の透明性と可視性を高め、スキル向上とキャリア開発を加速させることを目指しています。
全てのEYメンバーが受講可能な無料オンラインMBAプログラム「EY Tech MBA」初の修了生を発表
EYは世界初の取り組み「EY Tech MBA by Hult」で初の修了生を輩出したこと発表しました。
データ&テクノロジー人材対象の新人事制度(評価・報酬)および育成・キャリア形成を支援するフレームワークを導入(EY新日本)
EY新日本有限責任監査法人は、データ&テクノロジー分野を専門とする人材(以下、テクノロジー人材)を対象とした新人事制度(評価・報酬)および育成・キャリア形成を支援するフレームワークを2021年7月から導入することをお知らせします。
全てのEYメンバーが受講可能な無料オンラインMBAプログラムの提供を発表
EYは、世界的に認められているハルト・インターナショナル・ビジネススクールとの連携の下、これまでに類を見ないオンラインMBA(Master of Business Administration)プログラムを提供することを発表いたします。これにより、EYのインクルーシブな組織風土に合わせて世界150以上の国と地域における28万以上のEYメンバー全員が、本プログラムを無料で受講できるようになります。
監査業務の担い手とプロセスの変革を進め、監査プロフェッショナルの業務時間を標準化・自動化を担うCoEへと移管を進めています。
監査プロフェッショナルの補助業務や専⾨的な判断を伴わない付随業務を、監査アシスタントや、デリバリー・サービス・センター(DSC)が監査チームに業務を提供しています。業務レベルを⾼⽔準、かつ均⼀に保つために、標準業務の定義を⾏い、マニュアル策定や内部チェック体制を強化しています。
データドリブン監査の進展によりデータの抽出、加⼯や転送などの変換、格納にはデータキャプチャの専⾨家が関与しています。
確認⼿続では、EY新⽇本も出資している会計監査確認センターを利⽤しています。前年度と⽐較し、利⽤対象社数、利⽤通数ともに⼤幅に増加をしています。利⽤対象範囲の拡⼤やウェブ化の進展により、クライアント、監査プロフェッショナル双⽅の⽣産性向上に貢献することが期待されています。
監査品質の観点から⾃動化が適している領域があり、⺟集団データからの検証対象の選定や、汎⽤性が⾼く⾃動化が可能な⼿続、監査調書のドラフト作成について⾃動化を進めています。RPA(Robotic Process Automation)による業務プロセスの⾃動化、有価証券報告書などの開⽰チェックや⽂書⽐較を⾏う⾃動化ツールの開発も⾏い、監査チームにて利⽤が進んでいます。
「情報センサー」はEY新日本有限責任監査法人が毎月発行している定期刊行物です。国内外の企業会計、税務、各種アドバイザリーに関する専門的情報を掲載しています。「情報センサー」について詳しくは、こちらをご覧ください。
ファイナンスDX(ファイナンス業務の変革)とデジタル監査(監査業務の変革)が共創するとどのような価値が生まれるのか、ファイナンス部門の役割の変化やDX人材の育成の観点から解説します。(情報センサー 2022年12月号)
業種・業界やその企業の置かれた状況により、DX人材確保等の取組みが加速しない、または着手できないなどの困難に直面している実態を踏まえ、われわれの考える講ずべき手段および効果的なアプローチについて提案します。(情報センサー 2022年11月号)
Finance DXに関する包括的な論述を行う全8回シリーズの第4回となる本稿では、ファイナンス部門がデータを起点に将来予測情報を提供し、対処方法を事前に予期するデータドリブン経営の実現に向けた変革の推進役となるためのポイントについて論じます。(情報センサー2022年6月号)