EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
就職先を選ぶ際、報酬よりも仕事の内容やワークライフバランスを重視する人が増えています。私たちは、人材が職場において何を最も重視しているのかを踏まえながら、適切な人材を引き付け、動機付け、引き留める仕組みを提案します。
役員・従業員のモチベーションや積極性を引き出すためには、仕事の内容、ワークライフバランス、従来の金銭的報酬以外にも目を向けることが重要になってきており、非金銭的報酬も含めたベネフィットや自身の成長のための機会提供なども含めた「トータルリワード」という考え方を採用する企業が増えています。その他、全ての役員・従業員に響く組織の目的や価値観を示していくことがますます求められています。
2025年には、世界の労働人口の75%をミレニアル世代が占めるようになり、やがてこの世代が会社のマネジメントを担っていくことになります。ミレニアル世代が重視することや価値観は、それまでの世代とはまったく異なります。会社により明確な説明責任を求め、リワードの仕組みについても、これまでの世代と異なった大きな影響力を与えるでしょう。
その一方で、仕事人生に何を求め、何を期待するかはミレニアル世代の中でも一様ではありません。その次の世代である「ジェネレーションZ」を加えたミレニアル世代以降の人材は、多様な金銭的・非金銭的なリワードの仕組みを企業に求めていくことが考えられます。
人材が職場において何を最も重視するのかを理解し、セクターや業界特有のリワードの仕組みや構成を反映した、バランスの取れた魅力的な報酬制度の構築をサポートします。ミレニアル世代がその数と発言力で最大勢力となる一方、全体的な熟練労働者不足が見込まれており、そのため企業がベテラン従業員や上の世代に頼ることも予想されます。
EYのツールとインサイトにより、目標達成に必要な人材を引き付け、動機付け、引き留めるための一貫性ある人事戦略を支援します。その一環として、金銭的・非金銭的報酬を組み込んだトータルリワードの観点からの現状分析、制度改革、再設計をスムーズに行います。
EYの最新の見解
EY 2023 Work Reimagined Survey(EY働き方再考に関するグローバル意識調査2023)では、従業員17,050人と1,575社のビジネスリーダーから得たグローバルな見解をまとめ、ワークフォース(労働力)に関する現実の輪郭を明らかにしています。