データビジネス

データが個人、企業、国家の営みに不可欠となった昨今、「データを生かしたビジネス展開によるデータの収益化(=データビジネス)」は多くの産業においても、不可避と言えるでしょう。 一方、"データの収益化"の実践に至る企業はまだ少なく、「データビジネス」は一部先進企業の専売となっています。 私たちは、さまざまな業種/業界のクライアントに、データビジネス実践の包括的支援を提供し"データビジネスの民主化"を目指します。

データビジネスの現在地

  • 「データは第4の資源」と言われて久しく、第4の資源であるデータはさまざまなテクノロジーの発展に伴い、その量/質ともに、年々爆発的な勢いで増え続け、今やデータは個人、企業、国家、いずれの営みとも不可分/不可欠な存在と言えます。

  • データの量/質の増加は、業種/業界を問わずさまざまな領域で産業構造の変化と新たなビジネスチャンスを生み出し続けており、データを活用する営みは、今や一部のIT産業プレーヤーにとどまらず広くさまざまな企業が検討すべき段階へとシフトしつつあります。

  • 実際に、これまでデータ活用やテクノロジーとは縁遠いと思われていたレガシー産業の事業者までもが、データを生かしたビジネス展開(=データビジネス)の取り組みを実施しつつあります。

  • しかしながら、さまざまな業種/業界や領域において、データビジネスが取り組まれる一方で、データを用いて期待する収益規模の創出に成功している事業者はいまだ限定的な状態にあります。

  • つまり、「第4の資源」であるデータの活用は不可欠な環境にある一方で、多くの企業では、データの価値それ自体や、その引き出し方を正しく理解/認識できていない現状にあると言えるでしょう。

     

「くせ者」な経営資源であるデータ

  • ヒト・モノ・カネの経営資源に比べて、第4の経営資源であるデータは「どのようにうまく扱い、企業価値の向上に活用すべきか」という活用やマネジメントの手法がいまだ発展途上と言えるでしょう。

  • 従来の経営資源と比較し、データはかなり"クセ"の強い経営資源であり、資源としてのデータの特性の理解が不十分なまま、データを活用して収益を上げよう(稼ごう)と思うと、「実際には使い物にならない」状態に陥ります。

  • それには次のような理由があります。
    • データは、取得、蓄積、分析、管理に多大な時間と投資・コストがかかる。

    • データは陳腐化するのも早く、すぐ無価値になり、常に鮮度維持が必要となる。

    • 苦労して取得したデータは、所有しているだけで収益を生むわけではない。

    • データそのものは、顧客がお金を払いたくなるような解決策ではない(顧客は「データ」にお金を払いたいのではなく、「データを生かした解決策」にお金を払いたい)。

    • データは、活用方法を間違えると企業の存続を脅かすようなリスクを持つ。

       

EYの提供するデータビジネス実践支援(”データビジネス民主化”ソリューション)

  • EYストラテジー・アンド・コンサルティングでは近年、通常の「新規事業」に加えて、データビジネス(データを生かした新規事業)の支援に注力しており、データの特性を踏まえたビジネスの実践について独自のノウハウや知見を蓄積してきました。

  • これらノウハウや知見を生かし、私たちはデータビジネスの構想策定にとどまらず、立ち上げまでの実行支援や、立ち上げ後のスケール化に至るまで、一気通貫でのデータビジネス実践を支援しています。
EYの提供するデータビジネス実践支援(”データビジネス民主化”ソリューション)


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