サステナビリティの複雑な課題を整理し、金融とESGの知見を生かした実践的な解決策を提供することを心がけています。

船木 博文

EY新日本有限責任監査法人 金融事業部 気候変動・サステナビリティ・サービス(CCaSS) シニアマネージャー

金融機関向けサステナビリティ・サービスに従事。環境・社会課題への取り組みを通じて、持続可能な未来構築に貢献。

金融事業部の気候変動・サステナビリティサービス(CCaSS)に所属し、金融機関のクライアントに対して、サステナビリティ・サービスを提供。

大手金融機関を経て、2006年に新日本監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)に入社。これまで、金融機関向けのTNFD対応支援、ISSB・SSBJ開示対応支援、人的資本開示対応支援、サステナビリティ開示調査業務などに従事。

また2020~22年には、金融庁企画市場局企業開示課に出向し、企業情報の開示充実に向けた施策に尽力。

より良い社会の構築を目指すために

金融セクターは持続可能な社会の実現において、ますます重要な役割を担っています。こうした中、金融機関は、経営の健全性を維持しながら環境・社会課題に対応するという複雑な課題に直面しています。私はクライアントの状況や課題に合わせて、両者のバランスを考慮した現実的なアプローチの実施をサポートしています。日々の業務を通じて、長期的な視点で社会と金融機関双方に価値をもたらす取り組みに貢献していきたいと考えています。

EYの最新の見解

【3月公表!】速報連載第1回 サステナビリティ開示基準(SSBJ基準)を読み解く:概要

2025年3月、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)よりサステナビリティ開示基準(SSBJ基準)が公表されました。本稿では、SSBJ基準の基本的な構成や特徴、ISSB基準との相違点、適用時期など、企業の開示実務に影響を与える重要ポイントを解説します。

金融機関におけるサステナビリティ関連のリスクおよび機会の財務的影響の計測方法と整理について~最も注目度が高いと見込まれる開示項目への考察~

2025年3月5日にSSBJから公表されたサステナビリティ開⽰基準では、多様な開⽰項⽬の要求がありますが、特に難易度が⾼くかつ注⽬度も⾼いと予想される財務的影響について考察します。 さらに、主な対象を⾦融機関とした時に、財務的影響の中⼼と考えられる信⽤リスクについて、時間軸と蓋然(がいぜん)性の軸を使って整理を試みます。

2025年3月27日 八ツ井 博樹 +1
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