ニュースリリース
2024年10月23日  | Tokyo, JP

EOY 2024 Japan 関西地区代表アントレプレナーが決定

プレス窓口

EY Japanが主催するアントレプレナー表彰制度「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2024 ジャパン」(以下、EOY Japan)は、2024年の関西地区代表として下記1名のアントレプレナーを選出しました。選出された地区代表者は、本年12月10日に東京で開催されるEOY 2024 Japanに臨みます。

候補者の発掘、推薦および書類選考は、EOY Japanの趣旨に賛同する選考部会のメンバーにより、またChallenging Spirit部門については審査委員も選考に加わり、アントレプレナーが社会にもたらした長期的価値などを中心に4つの審査基準(アントレプレナー精神、パーパス、成長、影響力)に基づき実施され、関西地区代表、Challenging Spirit部門大賞、Challenging Spirit部門特別賞を選出しました。

EOY 2024 Japan 関西地区 代表

吉野 巌 氏(よしの いわお)

吉野 巌 氏(よしの いわお)
マイクロ波化学株式会社
代表取締役社長CEO
設立:2007年8月
URL:https://mwcc.jp/
経歴/プロフィール
三井物産(株)(化学品本部)退職後、米国にてベンチャーやコンサルティングに従事。
2007年8月、マイクロ波化学(株)設立、代表取締役就任(現任)。
1990年慶応義塾大学法学部法律学科卒、2002年UCバークレー経営学修士(MBA)、技術経営(MOT)日立フェロー。
事業概要:
当社は、電子レンジでおなじみのマイクロ波を活用して「マイクロ波化学技術プラットフォーム」を開発。ラボ及びベンチ・パイロット機の研究開発から実機の設計・導入・立ち上げに至るエンジニアリングまで、ワンストップでソリューションを提供しています。
現在、あらゆる分野における国内外の企業・機関と提携して60以上のプロジェクトを推進し、製品製造・化学反応プロセスの高度化・合理化や、従来技術では製造困難な新素材の開発、カーボンニュートラル実現において注目されている「電化」に貢献しています。


EOY 2024 Japan 関西地区 Challenging Spirit 部門大賞

オーディエンス賞

坪井 彩 氏(つぼい あや)

坪井 彩 氏(つぼい あや)
株式会社Sunda Technology Global
代表取締役CEO
設立:2020年3月
URL:https://www.sundaglobal.com/
経歴/プロフィール
奈良女子大学理学部物理科学科を経て京都大学大学院地球惑星科学専攻(気象学)を2013年に卒業。2013年にパナソニックに入社後、IT部門にてデータサイエンティストとしてBtoC、BtoB様々な事業に関わる。
2017年にパナソニック社内で実施された、途上国を題材にしたワークショップに参加したことがきっかけで、「アフリカ社会課題Xビジネス」に興味を持った。具体的なビジネスアイディアを見つけたいと思い、2018年にJICA海外協力隊としてウガンダの「現場」にて1年間活動。
活動を通して、ウガンダ農村部の水問題に触れ、現地住民とともにソリューションである「SUNDA」を考案。パナソニックを退職し、株式会社Sunda Technology Globalを立ち上げる。
Forbes Japan 2023年6月号の特集『NEXT100-100通りの「世界を救う希望」』の100人に選出。
事業概要:
Sunda Technology Globalは、アフリカの水問題を解決するテックカンパニーです。ウガンダを拠点にプリペイド式の井戸維持管理システム「SUNDA」を提供しています。アフリカ農村部では過去30年以上にわたり、井戸の維持管理が適切に行われず、設置された井戸が壊れて放置されてきました。この課題を解決するために、井戸用のスマートメーターとモバイルマネーによる従量課金型の自動井戸料金回収システムを自社開発しました。これにより、水利用者が平等に井戸料金を支払うことができ、回収した料金によって井戸の維持管理を継続的に行うことができます。2024年7月現在、約300基が設置されており、今後ウガンダ外への展開も目指します。


EOY 2024 Japan 関西地区 Challenging Spirit 部門特別賞

梅田 眞郷 氏(うめだ まさと)

梅田 眞郷 氏(うめだ まさと)
ホロバイオ株式会社
代表取締役・京都大学 名誉教授
設立:2020年4月
URL:https://www.holo-bio.com/
経歴/プロフィール
1974年4月  東京大学入学
1978年3月  東京大学薬学部 衛生裁判化学教室、卒業
1983年3月  東京大学薬学系大学院 博士課程修了、薬学博士取得
1984年3月  米国ベイラ−医科大学 内科 膠原病科、博士研究員
1986年4月  東京大学薬学部 衛生裁判化学教室、助手
1994年7月  東京都健康局 副参事、東京都臨床医学総合研究所   炎症研究部門長
2003年2月 京都大学化学研究所 教授
2010年4月 京都大学大学院工学研究科 合成・生物化学専攻 教授 
2020年3月 京都大学を定年退職 京都大学名誉教授
2020年4月 ホロバイオ株式会社設立 代表取締役
事業概要:
水と緑に恵まれた日本には、素晴らしい能力をもった動植物や、共生する微生物など、非常に豊かな生態系があります。しかし、地域に住む生物の仕組みや機能についての研究は殆ど進められていないのが現状です。京大発ベンチャーであるホロバイオ社は、分子生物学分野の知見から地域固有の生物の機能を発見し、最新の科学技術で解明することで、社会を支える革新的技術を生みだすことをミッションとして設立されました。
弊社では、世界で初めて養殖魚の腸内細菌叢を機能化・最適化することにより、種苗生産効率、感染症防止、低魚粉飼料の消化・吸収を改善し、養殖事業の生産効率を格段に向上する技術を開発しました。現在、この様な独自の微生物技術を駆使して、漁船漁業と養殖漁業を両立させ「海の力を温存する」新しい漁業の実現を目指して事業を進めています。


田中 裕介 氏(たなか ゆうすけ)

田中 裕介 氏(たなか ゆうすけ)
株式会社オーシャンアイズ
代表取締役
設立:2019年4月
URL:https://oceaneyes.co.jp/
経歴/プロフィール
2009年に京都大学理学研究科で地球惑星科学専攻を修了し、その後民間企業に勤務したが、2013年に国立研究開発法人海洋研究開発機構(以後JAMSTEC)に技術職員として就職する。
JAMSTECでは海況物理モデルの研究に従事し、「気候変動適応研究推進プログラム(RECCA)」や、戦略的創造研究推進事業(CREST)「FishTechによるサステイナブル漁業モデルの構築」等に参加する。この研究プロジェクトのメンバーである京都大学のAI研究者、JAMSTECの海況モデルの専門家とともに、プロジェクトの終了後も漁業者や必要とする人たちに研究成果データを提供し続けることを目的に、2019年に株式会社オーシャンアイズを設立する。
事業概要:
オーシャンアイズは、海洋数値モデルを用いた水温や流向流速などの海況シミュレーション技術、画像処理をはじめとした人工知能技術の海洋ビックデータ分析への応用技術を有している。
これらの最新技術を活かした海況データを、サブスクリプションサービス「漁場ナビ」シリーズで漁業者に提供し、漁場推定やルート決めに活用して、操業時間や燃料コストの削減の一助となることを目指している。また、企業や自治体向けに海況データ提供システムを受託開発・運用する「SEAoME」サービスを展開し、水産のみならず、ブルーカーボンや内航船運航のサポートなど、さまざまな海洋分野での海況データの活用方法を見出そうとしている。


松尾 一輝 氏(まつお かずき)

松尾 一輝 氏(まつお かずき)
株式会社EX-Fusion
CEO 代表取締役社長
設立:2021年7月
URL:https://ex-fusion.com/
経歴/プロフィール
2020年大阪大学大学院理学研究科修了、物理学博士号取得。
在学中に同大レーザー科学研究所の藤岡慎介教授の指導の下、高速点火方式の核融合プラズマ加熱の研究に取り組み、レーザー核融合の実現に貢献した。
カリフォルニア大学サンディエゴ校での勤務を経て、帰国後の2021年にEX-Fusionを設立。
事業概要:
EX-Fusion社は、”光の究極の可能性、レーザー核融合によるエネルギー革命と産業の創出”をミッションに掲げたレーザー核融合商用炉の実用化を目指す国内唯一の民間企業です。
日本を拠点とするレーザー核融合エネルギーのスタートアップとしての地位を確立することで、民間資本を集め、高い開発リスクを受け入れながら、実用化に必要な技術開発を加速しています。さらに、これまで日本が長年にわたり独自で開発を進めてきた最先端の光制御技術・知見等を活用し、エネルギー分野にとどまらず、様々な産業分野の技術開発に貢献しています。
光の究極の可能性、レーザー核融合を目指し続けながら、半導体、加工、医療、宇宙、クリーンエネルギーといった社会の基盤となるような新光産業を創出し、日本から世界に発信していきます。


EYについて

EY  |  Building a better working world
EYは、「Building a better working world~より良い社会の構築を目指して」をパーパス(存在意義)としています。クライアント、人々、そして社会のために長期的価値を創出し、資本市場における信頼の構築に貢献します。
150カ国以上に展開するEYのチームは、データとテクノロジーの実現により信頼を提供し、クライアントの成長、変革および事業を支援します。
アシュアランス、コンサルティング、法務、ストラテジー、税務およびトランザクションの全サービスを通して、世界が直面する複雑な問題に対し優れた課題提起(better question)をすることで、新たな解決策を導きます。
EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。EYによる個人情報の取得・利用の方法や、データ保護に関する法令により個人情報の主体が有する権利については、ey.com/privacyをご確認ください。EYのメンバーファームは、現地の法令により禁止されている場合、法務サービスを提供することはありません。EYについて詳しくは、ey.comをご覧ください。

EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーとは

EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーは、より良い社会の構築を目指し、目標に向かってまい進するアントレプレナーの努力と成功をたたえる国際的な表彰制度です。EYはこの活動を通じ、世界約47カ国の国や地域を代表する素晴らしいアントレプレナーの素顔とその功績を国内外に発信し続け、現在、世界で最も名誉あるビジネスアワードとして認知されています。日本では2001年より、EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパンを開始し、今年で24年目を迎えます。これまでに約300名にものぼる素晴らしいアントレプレナーを多数紹介・表彰し、世界へ飛躍するための活動を奨励しています。本プログラムを通じて、アントレプレナーの支援、次世代のアントレプレナーの輩出、歴代受賞者のコミュニティ構築やアントレプレナー同士の交流の促進等、新たな価値の創出のためのサポートを推進してまいります。


EOY Japan に関するお問い合わせ

EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー運営事務局

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EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー  関西地区事務局
(EY新日本有限責任監査法人 大阪事務所内)

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