EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
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通信技術の進歩により、⼈々は互いにネットワークを介した結びつきを強めています。同時に、テクノロジーの変化、⼈⼝構成の変動、気候変動、格差の拡⼤、価値観の急速な変化によって、政府を取り巻く環境はさらに複雑で不確実なものになっています。各国政府はこうした課題に適応し始めていましたが、まさにその時、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックの発生によって、個人、コミュニティー、経済は大きな衝撃を受け、さらに不安定な状態に陥りました。
⼈々は危機の中で政府に⽣命と暮らしを守るよう期待したため、今、公共政策と公共サービスの提供にはかつてないほどの重圧がのしかかっています。
政府は財政、経済、社会の⾯で重圧にさらされており、このバランスを取りながら市⺠にとってより良い結果を導き出すには、市⺠の意⾒が近年の⼤きな変化によってどのように影響されてきたかを深く理解する必要があります。市民は自らの生活をどのように考え、政府から受けるサービスをどうとらえているのでしょうか。公共サービスの提供にあたって、政府がデータとテクノロジーの利⽤を拡⼤することを期待しているのでしょうか。社会経済上の階層によって反応は異なるのでしょうか。
インターネットでつながった社会で人々の生活がどのように変化しているかを理解するため、EYは大規模な新調査プログラム「Connected Citizens」をスタートさせました。この調査では、⼈々が何に価値を置いているか、何を最も気にかけ、⾃分の⽣活に影響を与え始めたテクノロジーの進歩についてどう考えているのかを探ります。ここで重要な目的は、政府と公共サービスが果たす役割に人々が何を期待しているか、統治する側とされる側との関係の本質についての考察です。
Connected Citizensでは、まず市民を対象としたグローバル調査を実施しました。