リスク管理・規制対応の重要ポイント　～金利上昇リスクの信用リスク・市場リスクへの影響、オペリスクのバーゼル対応～

現在、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響は収束しつつありますが、金融機関は大規模な環境変化に見舞われており、金融機関のリスク管理部門は、近年にない大規模な対応を求められています。
今回のセミナーでは、最近、市場リスク管理部門、信用リスク管理部門、オペレーショナル・リスク管理部門が直面している大きなトピックスについて、リスク管理コンサルタントが、実務的な観点から解説を行います。

1. 金利上昇リスクの信用リスク管理への影響

金利上昇局面で、住宅ローンやアパートローンが多く毀損（きそん）する可能性をどのようにストレステスト等のツールで、どのようにモニタリングすべきかについて、解説を行います。

2. 金利上昇リスクの市場リスク管理への影響

金利上昇時が銀行勘定の金利リスク管理に与える影響について、IRRBB規制に関する領域を中心とした内容の解説を行います。

3. バーゼルⅢ最終化に係るオペレーショナル・リスク規制対応の実務

バーゼルⅢ最終化に伴い、多くの国内金融機関が2025年3月末より適用されるオペレーショナル・リスクにおける標準的計測手法について、その概要及び告示対応に係る重要な論点をご紹介します。

本セミナーへの皆さま方のご参加を心よりお待ち申し上げております。

お申し込み期限：2024年6月6日（木） 12:00
開催日時：2024年6月7日（金） 14:00～15:30
（開始時間10分前にはログインをお願いいたします）

形式：ウェブセミナー
参加費用：無料
対象：金融機関におけるリスク管理部門 
言語：日本語

プログラム

14:00～14:30　金利上昇リスクの信用リスク管理への影響
講師：EY新日本有限責任監査法人　神﨑 有吾

14:30～15:00　金利上昇リスクの市場リスク管理への影響
講師：EY新日本有限責任監査法人　杉谷 太一

15:00～15:30　バーゼルⅢ最終化に係るオペレーショナル・リスク規制対応の実務
講師：EY新日本有限責任監査法人　内田 則一
（※時間は目安となります）

講師

• 神﨑 有吾
  EY新日本有限責任監査法人　アソシエートパートナー
  
  EY新日本有限責任監査法人において、バーゼル規制対応、IFRS9導入、AI導入に係るアドバイス、リスク管理やERMに係るコンサルティング業務に従事。
  金融庁監督局総務課バーゼルⅡ推進室への出向時には、信用リスク、オペレーショナル・リスクに係る内部モデルの承認業務などに従事した経験を持つ。
  米国公認会計士試験全科目合格。
• 杉谷 太一
  EY新日本有限責任監査法人　シニアマネージャー
  
  EY新日本有限責任監査法人において、金融機関向けの市場リスク管理及び信用リスク管理高度化支援業務に従事。
  金融庁総合政策局リスク分析総括課健全性基準室に出向しマーケット・リスク領域を中心としたバーゼル規制に関する制度設計やモニタリングを担当。
• 内田 則一
  EY新日本有限責任監査法人　マネージャー
  
  EY新日本有限責任監査法人において、バーゼル規制（主にオペレーショナル・リスク、信用リスク）等の金融規制アドバイザリー業務、日本基準・IFRS等の財務会計アドバイザリー業務、公正価値評価アドバイザリー業務等に従事。
  公認会計士、米国公認会計士。