EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
EYはCR(企業責任)プログラム、EY Ripplesでの持続可能な環境への取り組みを通じて、EYのメンバーが各⾃のスキル・知識・情熱を⽣かし、環境の保護や再⽣に取り組む社内およびコミュニティのプロジェクトに貢献することを奨励しています。
2030年までに10億人の人々の生活にポジティブな影響をもたらすというEY Ripplesのビジョンを明確に打ち出しているのは、気候変動と社会的格差との間には深い関係があると考えるからです。気候変動の影響を真っ先に、そして最も大きく受けるのは、低所得の、社会から取り残されている人々です。そのため、気候の緊急課題への対応を怠ると、過去数十年間にわたり進めてきた貧困削減の取り組みが水の泡となりかねません。
したがってEY Ripplesプログラムでは特に、環境を保護・再生し、かつ循環・再生型経済への移行に伴って経済的機会を引き出すことができるモデルや技術、行動の変容を促すことに重点を置いています。世界の各地で、EYのチームは次のような活動を通して貢献しています。
EYのプロフェッショナルは、環境問題に取り組む非営利団体や社会的に影響力のある起業家などと手を組み、組織の持続可能性・レジリエンス・能力を高め、気候変動に関する緊急課題に対して革新的な答えを導き出せるよう支援しています。プロボノ活動として無償でコンサルティングなどのサポートを提供するほか、EYのメンバーがリーダーシップに関するメンタリングやコーチングを行ったり、組織の取締役に就任するなど、重要課題への取り組みや機会への対応を支えています。
EYのメンバーが中心となって実践型ワークショップを開催し、未来のリーダーの環境リテラシーを育み、主体性を強化する取り組みを行っています。大学生を対象にした活動のほか、Z世代が持つ情熱と創造性を画期的なアイデアの創出へと結び付けられるよう、企業やコミュニティグループとのワークショップも⾏っています。
気候変動の原因と影響のモデル化や、絶滅の危機にある生物の生息地の保護および生物多様性の保全、天然資源の持続可能な利用の促進は、いずれもシチズンサイエンスに頼るところが大きいのが現実です。EYのメンバーは専門的な研究プロジェクトをサポートし、環境政策や戦略の形成にとって重要なデータのタイムリーな収集・分析に貢献しています。
CEOが直面する喫緊の課題:回復を遂げ、より持続可能な成長に向かうには
今後の計画に「オールドノーマル」に戻るという選択肢はありません。CEOは長期的価値創造のための戦略を見直す必要があります。その方法について、詳しい内容をご覧ください。