金融商品会計のIFRSコンバージェンスに関するASBJの議論と金融機関としての対応 ~将来予測モデルの設計と運用に向けて~

IFRS第9号では、将来予測モデルの導入を含む様々な対応が必須となっています。多くの金融機関では、初めての取組みとなりますので、将来予測モデルの導入おける各種論点について、議論します。

ASBJにて金融商品会計基準改正の議論が進んでいます。この中で大手行を想定したステップ2の議論については一定の結論が導かれ、IFRS(国際財務報告基準)におおむね準拠する形となりました。一方、中小・地域金融機関を想定した基準の開発については、今後議論が深められることになっており、方向性としてはIFRS第9号を出発点とし、適切な引当水準を確保したうえで実務負担に配慮した会計基準を目指すこととなっています。

IFRS第9号では、将来予測モデルの導入を含む様々な対応が必須となっています。既にいくつかの金融機関では、貸倒引当金算出に際して将来予測モデルを導入しているケースもありますが、その他多くの金融機関では、初めての取組みとなります。
将来予測モデルの設計においては、以下の論点について整理していく必要があり、運用の開始後はこれらの論点を検証することが重要なテーマにもなります。

・セグメントの区分
・リスクパラメータの推計
・シナリオの設定
・将来情報の反映
・内部統制およびガバナンス体制の構築
・情報開示

本セミナーでは、将来予測モデルの導入における上記の各種論点について、議論します。
本セミナーへの皆さま方のご参加を心よりお待ちしております。

登録期限:2023年11月28日(火)12:00
開催時間:2023年11月29日(水)14:00-15:30

(開始時間10分前にはログインをお願いいたします)
形式:ウェブセミナー
参加費用:無料
対象:金融機関の貸倒引当金関連部署、リスク管理部門、主計・経理部門、内部監査部門
言語:日本語

プログラム:

14:00-14:20
金融機関における課題と検討すべきタイミング
講師:EY新日本有限責任監査法人 喜多 和人

14:20-14:45
ASBJにおける検討状況について
講師:EY新日本有限責任監査法人 田中 謙介

14:45-15:30
フォワードルッキング・モデル概論
講師:EY新日本有限責任監査法人 八ツ井 博樹
※時間は目安となります。


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EY新日本有限責任監査法人
金融事業部 金融センター 事務局

ウェブキャスト

オンデマンド視聴期限:2024年11月28日まで

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