EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
EYの関連サービス
-
CEOやビジネスリーダーは、この変革の時代に、ステークホルダーにとっての価値を最大化するという任務を負っています。私たちは常識に疑問を投げかけ、収益性と長期的価値を向上させる戦略を構築し、実行します。
続きを読む
そして今、私たちは、レジリエンスと適応力の限界を試されかねない、もう1つの先例のない混乱の瀬戸際にいるのかもしれません。このEY Future Consumer Indexの最新版では、より確かな現実になりつつある気候変動を受けて、世界中の人々がどのように行動を変容させているのかを調査しました。
このIndexは、消費者が日常生活において気候変動の影響をどの程度感じているかを明らかにしています。気温の上昇、火災、干ばつ、洪水、強風の発生頻度の増加のために、消費者の家屋や生活、例えば、水の入手、日々の食料、日用品のコスト、そして将来の計画が影響を受けています。多くの人が、自分の生活や消費のあり方を変えることを積極的に検討しています。
すでに行動を起こしている人々もいます。そして、進むべき方向は明確になりつつあります。今回のIndexでは、「将来の気候変動の影響を軽減するためにできることをする」という姿勢から、「今、私は気候変動の影響を受けているので、変化を起こす必要がある」という姿勢へ、つまり軽減から適応への転換が明らかになりました。この転換は、全地域、全世代で起こっています。
その結果、消費者は、サステナビリティのために負担できること、各ブランドに対して調べること、信頼する企業について、考え方を新たにしています。このような考え方の変化が、やがて行動の変容につながるのです。その速さと規模はまだわかりませんが、私たちのデータは、新たな大きな変化の波が間もなく押し寄せてくることを示唆しています。