Virtual Internal Auditor（VIA）

EY VIAができること

新時代の内部監査は、新たなリスクの発生を予測し、たとえ途方もなく壮大で複雑な状況であっても、ひとつひとつの事象を詳細まで把握することができるでしょう。テクノロジーの進化は、リアルタイムのリスクモニタリングを可能にします。これにより、高リスクを特定した場合でも、発見事項のタイムリーな報告ができるようになり、信頼感の醸成につながります。

内部監査機能は、経営層のパートナーとなって、彼らが自信をもって意思決定できるよう寄り添い、企業価値の向上を後押しします。

既存のメソドロジーから脱却し、EY VIAのようなテクノロジーを活用して内部監査を実施すれば、多くのメリットを得られるでしょう。EY VIAは、従来の手法と新しい手法を融合した、より強固で的確な監査アプローチを実現します。

デジタルを駆使したダイナミックで信頼性の高い内部監査機能

EY VIAは、内部監査の在り方に変革をもたらします。EY VIAを活用することにより、リスクカバレッジの範囲と深度を拡大できる上、より深いインサイトを得られるため、より効果的な改善策と統制の策定が可能になります。

EY VIAにより、以下の内部監査プロセスがデジタル化できます：

• 監査業務管理
• リスクアセスメント
• 監査計画の策定
• 監査の実施
• 報告およびコミュニケーション
• フォローアップ

EY VIAは、監査チームがリアルタイムに問題を特定でき、内部監査人がより綿密な根本原因分析を行えるよう、包括的な視点を提供します。EY VIAが実現する継続的なリスクモニタリングは、従来の事後チェック型監査からフォワードルッキング型監査への転換を可能にし、将来的なリスクの予測や、リスクの軽減・低減に向けた対策に関する提言を行う際に役立つインサイトを提供します。

EY VIAの主な強み：

• さまざまな領域（監査、プロセスおよびリスク）のアプリケーションの容易なセットアップ、ならびにERPシステム (SAPおよびOracle) との定期的なインテグレーションのためのデータ抽出ユーティリティ
• ダッシュボードやベンチマーキング機能を活用したトランザクション分析および予測分析に基づく継続的なリスクモニタリング
• 事業部門への単純な質問から、機械学習・AI機能を用いた高度な分析に至る、リスクに対する一連の対応をサポートするFlexible Audit Response Model（FARM）
• 内部監査ライフサイクル全体をカバーした監査管理モジュール
  • プロセス、リスクおよび監査手続きの監査計画の策定および監査範囲の設定
  • 監査の実施（監査手続きの結果、発見事項、アクション項目などを含む）
  • 監査手続き・発見事項のレビューおよび承認
  • ダッシュボードで監査のステータス・進捗状況を可視化
  • 報告書の設定・作成
  • すべての監査証拠およびワークペーパーの文書リポジトリに保存

EY VIAは、ステークホルダーが組織の戦略的優先事項を特定するサポートをします。また、経営層に現在の課題を超えた、将来のリスクや課題を検討する機会を提供し、十分な情報に基づいた上での意思決定を可能にします。一連のモジュールは、内部監査のライフサイクル全体をカバーし、内部監査の変革に貢献します。

EY VIAを活用することで、テクノロジーによって実現する新たな内部監査の価値提案、メソドロジー、ガバナンス、リソースモデルがひとつのプラットフォームに集約されます。データアナリティクスと先端技術を駆使したEY VIAの豊富な機能により、企業の内部監査の高度化を可能にします。