CCH® Tagetik 導入支援サービス

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経営環境の急速な変化や不確実性の高まり、異業種含めた競合との競争の激化により、正確な情報に基づくタイムリーな意思決定がますます重要になっています。昨今のデジタルテクノロジーの進化により、非財務情報を含めた広範囲かつ従来より詳細なデータに基づく精緻な意思決定が可能になってきています。
EYがこれまで培ってきた業績管理・管理会計に関する深い知識と、Wolters Kluwer社が提供する統合プラットフォームアプリケーション（CCH® Tagetik）を組み合わせて、クライアントの経営管理の高度化をサポートします。

関連トピック EY CFOアジェンダ Finance

チーム

田中 雅史

田中 雅史

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社　ファイナンスリーダー　パートナー

上野 真

上野 真

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社　ファイナンス　ファイナンシャルプランニング&アナリシス　オファリングリーダー　アソシエートパートナー

企業が直面する複雑な財務計画、予測、レポーティングのニーズは、今日のダイナミックな市場環境の中で絶えず進化しています。CCH Tagetikは、このような時代に対応し、経営の意思決定をサポートするための統合的なCPM/EPMソリューションを提供します。このツールを用いることで、企業は複雑なデータを簡単に集約し、正確な予測や戦略的な計画を効率的に作成できます。

CCH Tagetik

さらに、これからのCPM/EPMシステムは、従来の財務数値を中心とした管理ではなく、その背景となるオペレーションレベルのデータおよび、KPIとのひも付きを明らかにする必要があります。CCH Tagetikは多様なデータの一元管理および先進的なデータ処理・分析機能を提供し、企業パフォーマンスの全面的把握と向上に寄与します。

  • 今後の企業業績管理（CPM/EPM）に求められる機能

    1. ライフタイム損益管理
    製品やサービスの全ライフサイクルを通じた損益管理が重要であり、これを実現するCPM/EPMシステムを導入することで、企業は長期的視野での意思決定を行うことが可能になります。

    2. 財管統合プラットフォーム
    財務会計と管理会計を1つのプラットフォームで統合管理するCPM/EPMシステムの導入は、データの一貫性を保ち、分析の精度を高めることに貢献します。統合された情報管理により、企業のアジリティと効率性が向上します。

    3. 財務と非財務の統合
    CPM/EPMシステムは、財務データと非財務データを統合管理し、包括的な業績評価を可能にする必要があります。この統合により、経営陣は財務成績の背後にある要因を理解し、より戦略的な意思決定が行えるようになります。

  • CCH Tagetikの特長

    CCH Tagetikは集約データ領域（Financial Workspace、以下FW）と明細領域（Analytical Workspace、以下AW）の2つの領域で構成されています。

    2つの領域は、リアルタイムに連携できるため、データの整合性が担保されます。また明細領域（AW）は拡張性に優れており、ビジネスの変化に合わせて拡張が可能です。

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  • 主要な機能と特徴

       

    ワークフロー

    業務プロセスを標準化・最適化し、プロセスの進行状況を一覧で管理できます。
    ワークフローから入力フォームやレポート出力、処理の実行、承認／差し戻しを視覚的に操作が可能です。

    ダッシュボード・レポート

    レポートのドリルダウン、ダッシュボード、アドホック分析が標準で搭載されており、技術的な専門知識がないユーザーでも操作ができます。

    データ連携（ETL）

    複数のシステムやアプリケーションからのデータを統合し、経営分析やレポーティングに活用することができます。

    監査ログ

    システム内でのデータの変更、アクセス履歴、システムへのログイン試行などのユーザー活動を追跡および記録が可能です。

    大量データ・明細データ管理

    （統合分析基盤）

    大量のオペレーショナルデータをワンプラットフォームで保持し、事業部門が管理すべきデータやKPI（非財務指標含む）を管理できます。
    また明細データ（AW）から集約データ（FW）の連動が自動的に行われるため、各レイヤーの数値の整合が担保されます。

    為替シミュレーション

    レポート出力時に任意の為替換算レートを選択および切り替えることができ、為替変動による損益シミュレーションを標準機能で容易に行えます。

    テンプレート（IFRS16,17/BEPS/ESG等）

    財務計画、予算編成などの業務のほか、IFRS、BEPS、ESG、ソルベンシーⅡなどの規制に対応したテンプレートを提供しており、効率的なシステム導入および更新を可能にします。

  • 導入アプローチ

    CCH Tagetik導入において、EYはアジャイルとウォーターフォールの長所を組み合わせたハイブリッド開発手法を採用しています。パッケージ製品の標準機能を最大限に活用し、短期間で構築することが可能です。

    さらにEYでは、グローバルでの豊富なノウハウの提供やオフショア開発拠点（インドに数百名の技術者を擁しています）の活用によるコスト削減や開発の効率化など、クライアントに合わせた最適なご提案をします。

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  • EYとWolters Kluwer社とのアライアンス

    EYはWolters Kluwer社と強固な提携を結んでいます。この提携を通じて、EYはCCH Tagetikの導入と活用において、独自の専門知識と豊富な経験を生かし、企業の財務と業務プロセスの効率化、リスク管理の強化、そして戦略的意思決定のサポートをします。

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    CCH Tagetikパートナーアワード受賞歴

    • 日本 「Best momentum partner of the year」（2023年4月19日受賞）
    • グローバル「Partner of the year」（2023年5月23日受賞）

EYの関連サービス

ファイナンシャルプランニング＆アナリシス

経営環境の急速な変化に伴い企業の課題が複雑化する中で、CFOおよびファイナンス組織はその役割を進化させ、企業にとってのビジネスパートナーとなることが求められています。 EYでは、CFOおよびファイナンス組織がビジネスパートナーとしての役割を高度化させ、グループ全体の各事業の強化、および新たな成長領域への進出により、中長期視点で企業価値の最大化を達成するための活動をクライアントと共に推進します。

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