EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
プライバシーに対する関心は高まる一方であり、EU一般データ保護規則(GDPR)や米国カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)などのデータプライバシーに関する法規制も次々に制定されています。こうした状況を受け、企業は、プライバシーポリシーを定義・運用し、取得した個人情報の保存場所と利用状況について把握し、データ主体の権利、個人情報漏えいの管理、プライバシー影響分析などの規制要件に準拠する必要もあります。人海戦術による手作業や断片化されたプロセスの運営、また、サイロ化されたツールでのコンプライアンス運営や拡張は、もはや不可能に近いと言えるでしょう。
ServiceNowプラットフォーム上に構築されたEYインテリジェント・プライバシー・オートメーション(IPA)プラットフォームは、お客さまの企業固有のビジネスモデルに合わせて構築することで、全社的なプライバシー管理業務の効率化を実現します。特に、全社にわたる各種コンプライアンスレポートの生成や全社的なビューの提供、また、スケーラビリティ、データ品質管理機能等の各種機能を通じて、リスク管理活動の推進に寄与します。また、IPAは、ServiceNowプラットフォームを活用したモジュールに、EYが保有する業界最先端のデータプライバシーに関する実践手法を取り込んでおり、次のようなメリットが期待できます。
EYのIPAには、データ・プライバシー・コンプライアンスの運用に役立つ、EYが目的別に構築した6つのアクセラレーターが含まれています。
EYのIPAプラットフォームを導入することにより、プライバシー影響評価(PIA)とデータ主体からの要求(DSR)に対する処理時間を、それぞれ最大で50~60%ほど削減することが期待できます。(EYにおけるプライバシー業務実績による)