台湾税務当局の注意喚起を踏まえた 税務上の基本事項と留意事項 (棚卸資産の廃棄と支払手数料)

EY Taiwan JBS NEWS LETTER - March 2022 -


今回は、台湾税務当局から公表されている注意喚起情報より、棚卸資産廃棄損、及び支払手数料について取り上げます。

一点目の棚卸資産は、3月3日に生じました台湾全土に及ぶ大停電を受けての国税局のアナウンスとなります。今回の停電によって、一部の企業ではその棚卸資産を廃棄する事態が発生していますが、台湾では棚卸資産の廃棄損の損金計上にあたって要件や対応が必要であり、この点にかかる注意喚起となります。

棚卸資産廃棄損と支払手数料、共に台湾税務の基本的論点ではありますが、税務当局からの指摘が多い事項となっています。

関係する税務上の基本ルール及び留意事項も整理しましたので、ご参考ください。

今回お伝えしたいポイント

注意喚起事例①「棚卸資産廃棄損の計上について」

  • 台湾大規模停電を踏まえ、税務当局による棚卸資産廃棄損計上にかかる注意喚起
  • 少額の廃棄にかかる税務上の対応について
  • 棚卸資産廃棄損にかかる税務ルールの整理(営利事業所得税審査基準第101条の1)と留意事項

注意喚起事例②「支払手数料・コミッションにかかる税務上の計上要件について」

  • 税務当局による海外に対する支払手数料・コミッションにかかる注意喚起と事例
  • 支払手数料・コミッションの計上にかかる税務ルールの整理(営利事業所得税審査基準第92条)と留意事項

 

※全文は下記PDFからご覧ください。


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