EY GloBEテクノロジー

EY GloBE Engine:グローバルミニマム課税の管理ツール

BEPS2.0 第2の柱のコンプライアンス義務と申告義務に対応する

BEPS2.0 第2の柱ルールが国際税務環境を大きく変えており、企業はグローバルミニマム課税へ向けた備えの加速を迫られています。拡張性を備えた、ERPに依存しないクラウドベースの「EY GloBE Engine」は、BEPS2.0 第2の柱の申告とコンプライアンスに対応するためのソリューションを提供します。

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柔軟なデータの取り込み

データを柔軟に抽出することができ、サブプロセスでグローバルミニマム課税の計算データポイントを生成します。

強固な統制とカバナンス

申告や計算に必要なデータの完全性と透明性、正確性の確保を支援します。

計算への対応

現地の法令に準拠したトップアップ税と適格国内最低トップアップ税(QDMTT)の計算に対応しています。
EY GloBE Engineのレポート画面を表示するノートパソコン(右向き)

土台を固める

第2の柱の申告とコンプライアンス要件を満たすには、新しいビジネスプロセスと統制体制を整備しなければなりません。多国籍企業は今後、グローバルミニマム課税を算出し、申告義務の履行に必要な新しい計算方法とデータ要求事項に対応できるよう、社内のプロセスとシステムを変える必要があります。

データを取り込み、クレンジングする

EY GloBE Engineはシステムに依存しないため、フラットファイルなど多様なデータ形式の処理、APIを介した組織のシステムへの接続、組織のさまざまな部署からの非構造化データの効率的な取得に対応できます。

ルールとロジックを定める

EY GloBE Engineのルールとロジックは、現地の法令に準拠し定められており、EYが誇る国際税務におけるプロフェッショナルの広範なネットワークによって、維持管理されています。

自信を持って情報を報告する

EY GloBE Engineは、コンプライアンス・申告義務への対応や、引当金プロセスをサポートします。

法令に従い申告書を提出する

このツールが、現地の法令に従がってGloBE情報申告書の作成を行います(データポイントやXML形式など)。また、現地の納税申告に必要な情報を標準テンプレートで提供します(データポイントなど)。

引当金を計算する

EY GLoBE Engineは、四半期・年度引当金の計算をサポートします。

EY GloBEのルールデータベースを表示するノートパソコン(左向き)
EY GloBE Engineの国・地域別の情報を表示するノートパソコン

将来に向けた計画を立てる

このツールを利用して、組織構造の変化やさまざまな国・地域の立法シナリオ、GloBE選択に関わる予測とシナリオ分析ができます。

将来のシナリオを予測する

EY GloBE Engineは、既存のデータの推定または変更、予測結果のインポートによって発生する追加税額の特定を可能とし、シナリオ分析を支援します。

知見を得る

このツールでは、フィルタリング可能なダッシュボードで情報が視覚化されます。追加発生税額や未払税金、セーフハーバールールの適用範囲を国・地域別と子会社別に表示することで、情報を把握しやすくなります。

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EYのソリューションがBEPS2.0 第2の柱への対応にどのように役立つのかをご覧ください。

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