EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
連携されたテクノロジーを活用して、BEPS2.0 第2の柱GloBEルール(グローバルミニマム課税)の対応プロセス構築と将来に向けた準備をサポートします。
多国籍企業は、新たに導入されたグローバルミニマム課税制度対応のため、税務報告やコンプライアンス義務を果たす上での課題に直面しています。EY GloBEテクノロジーは、テクノロジーを活用して包括的な計画の策定をサポートします。
企業ごとのニーズに合わせて、さまざまな要素を包括的に管理するのに役立つ統合ツール
データ収集、モデリング、シナリオ分析、税金引当計算、レポーティング、コンプライアンスなどの幅広い機能
EY Connectソリューションや他社ソリューションとのシームレスな統合を可能にするモジュール設計
EY GloBEテクノロジーは、第2の柱GloBEルールへの対応プロセス全体に統合的にアプローチできるよう設計されており、影響度評価からGloBE情報申告書の作成までをサポートします。モジュールは、SaaS(Software as a Service)契約、またはBEPS2.0 第2の柱GloBEルールにおいてEYが提供するアウトソーシングサービスの一部としてご利用いただけます。
EY GloBE Connectは、EY税理士法人が開発/提供するGloBEミニマム課税計算のための情報収集プラットフォームで、複雑な税制であっても入力者は本情報収集シートのみで回答を進めることが可能です。THOMSONREUTERS社のONESOURCE Dataflowを活用した構成事業体数の多いお客様向けに、承認ワークフローや進捗管理、子会社とのコミュニケーション機能、レポート出力機能を持つソリューションをご提供します。また比較的対象子会社の少ないお客様向けには、メールベース等で収集可能な税務専門家の知見を集約したエクセル形式の質問票テンプレートのご提供など、お客様のニーズに合わせたサービスバリエーションをご用意しています。
Excelを用いたユーザーフレンドリーな情報入力画面を採用しており、回答内容に応じて質問項目を追加・変更するため入力者の負担を最小限に抑えることができます。
エクセル形式のGloBE Connect質問票で収集したデータはGloBE EngineおよびGloBE Modelに連携し、トップアップ税額の算定やGloBE情報申告を行うことが可能です。
EY GloBE Modelは、モデリングと税金引当のサポートのために設計されたスプレッドシートベースの計算エンジンです。このツールは、経済協力開発機構(OECD)のモデルルールを利用して、セーフハーバールールの適用範囲、トップアップ税額、適格国内ミニマムトップアップ税(QDMTTT)に基づく税負担額、所得合算ルール(IIR)、スイッチオーバールールおよび軽課税支払ルール(UTPR)を計算します。
GloBE Connectで収集した情報をGloBE Modelに取り込むことが可能です。
OECDモデルルールと法律の導入状況に基づいた、適格国内ミニマムトップアップ税(QDMTT)やトップアップ税の支払いが発生する場合、その税額を計算します。
プロビジョニングのサポート、コンプライアンス、レポーティングを目的として設計されたEY GloBE Engineは、ウェブベースのデータ取り込み・計算ソリューションであり、複数年の分析に対応し、将来に向けたBEPS2.0 第2の柱GloBEルール対応の準備に役立ちます。
EY GloBE Engineの運用は特定のシステムに依存せず、フラットファイルなどさまざまなデータ形式を処理し、APIを介して組織のシステムに接続し、組織内のあらゆる場所から非構造化データを含む各種データを効率的に取得することができます。
EY GloBE Engineの計算ルールとロジックは、現地の法令に準拠して実装されており、EYの国際税務専門家の広範なネットワークによってメンテナンスされています。
現地の申告に必要なGloBE情報申告書やデータポイントを生成します。