EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
EY Japanが主催するアントレプレナー表彰制度「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2023 ジャパン」(以下、EOY Japan)は、2023年の関西地区代表として下記1名のアントレプレナーを選出いたしました。選出された地区代表者は、本年12月中旬に東京で開催されるEOY 2023 Japanに臨みます。
候補者の発掘、推薦および書類選考は、EOY Japanの趣旨に賛同する推薦部会のメンバーにより、またChallenging Spirit部門については審査委員も選考に加わり、アントレプレナーが社会にもたらした長期的価値などを中心に4つの審査基準(アントレプレナー精神、パーパス、成長、影響力)に基づき実施され、関西地区代表、Challenging Spirit部門大賞、Challenging Spirit部門特別賞、オーディエンス賞を選出しました。
中野 剛人 氏(なかの のりと)
株式会社eWeLL
代表取締役社長
設立:2012年6月
URL:ewell.co.jp
経歴/プロフィール
1973年大阪生まれ、元ジェットスキープロライダー(世界ランク2位)。練習走行中の事故で肝臓破裂、意識不明の重体となった際、看護師に命を救われる。看護師と社会に恩返しをするため2012年、在宅医療をDXし訪問看護師の業務を支援する株式会社eWeLL(イーウェル)を創立。「ひとを幸せにする」をMissionに掲げ、紙に手書きで行われていた訪問看護師の業務を効率化すべく誰でも簡単に使えるクラウド型電子カルテ「iBow(アイボウ)」を自社開発しSaaSで提供。全国47都道府県の訪問看護ステーション2,400ヶ所で利用される。さらに、PHR、在宅治験支援等、全国的な慢性期医療データを活用し社会課題を解決する新事業に取り組む。
事業概要:
eWeLLは「ひとを幸せにする」をMissionに掲げ、在宅医療のDXを推進しています。主な事業として訪問看護向けに業務全般を支援する自社開発したクラウド型電子カルテ「iBow(アイボウ)」をSaaSで提供。誰でも簡単に使えて場所を選ばず安全に情報にアクセスでき、複雑な訪問看護業務を効率化し看護師不足でもより多くの患者のケアを可能にします。
全国47都道府県2,400事業所で利用され、紙に手書きされていた慢性期医療情報を活用可能な形でデジタル化。在宅医療のプラットフォーマーとして、PHR、在宅治験等、医療ビッグデータを活用した社会課題を解決する新事業を展開し、挑戦とイノベーションで全ての人が安心して暮らせる社会の実現に向け活動しています。
古本 淳一 氏(ふるもと じゅんいち)
メトロウェザー株式会社
代表取締役
設立:2015年5月
URL:metroweather.jp
経歴/プロフィール
京都大学生存圏研究所助教として、計測・制御・通信などの知識を活用した新しいレーダー観測技術の開発の他、社会的課題解決に直結する研究に力を入れ、最先端計測技術・デバイス開発を駆使した高性能コヒーレント・ドップラー・ライダーの開発に注力した。2015年5月に大学からイノベーションを起こすべく、現取締役COOの東 邦昭氏とともにメトロウェザーを設立し、研究成果の社会実装・社会貢献に向けた取り組みも数多く行う。その後、2021年7月に代表取締役CEOに就任している。また、2022年8月に設立した米国子会社(Metro Weather America Inc.)のCEOに就任し、日米双方で事業展開を行っている。
事業概要:
メトロウェザーは、京都大学にて大型レーダーで培ったリモートセンシング技術とデータから微弱な信号を抽出する信号処理技術により、低高度の風の情報を3次元で高精度に測定する小型ドップラー・ライダーを開発しております。ドップラー・ライダーと予測シミュレーションから得られる風況情報を市場のニーズに合う形で情報提供することで、カスタマーの課題解決を図ることを指向しています。
また、近年は、レーダーでは捕捉不可能な地上面近くの極めて低高度を不審ドローンが飛行する事例がグローバルで増加傾向にあり、このような社会課題に対し、不審ドローンなどの物体検知・識別をドップラー・ライダーで行うための開発も行っています。
長尾 昂 氏(ながお たか)
京都フュージョニアリング株式会社
Co-Founder & Chief Executive Officer
設立:2019年10月
URL:kyotofusioneering.com
経歴/プロフィール
2019年に創業者として京都フュージョニアリングを設立。代表取締役として、ラボスケールの研究開発を起点に核融合事業を立上げ、戦略立案、資金調達、人材採用を推進。KF社設立以前には、Arthur D. Little Japanにて、新規事業などの戦略コンサルティング、エネルギースタートアップのエナリスにて、マザーズ上場、資本業務提携、AIを活用したR&D等を主導。
京都大学 協力研究員。京都大学 修士(機械理工学)。
事業概要:
京都フュージョニアリング株式会社は、京都大学の長年にわたる核融合研究の成果に基づき2019年に設立された、核融合特殊プラント機器の開発に特色を持つエンジニアリング企業です。
プラズマ加熱装置、熱取り出しブランケット、高性能熱交換器、水素同位体ポンプを始めとした先端核融合工学分野において世界有数の技術力を有しており、英国原子力公社を始め全世界の核融合研究開発機関・企業を顧客に持ちます。
日本のものづくり力を結集し、革新的なエンジニアリングソリューションを世界に提供することで、人類に究極のクリーンエネルギーを提供し、フュージョンエネルギーという新たな世界市場の創出を目指しています。
クレシェンコ アンナ 氏
Flora株式会社
CEO
設立:2020年12月
URL:flora-tech.jp
経歴/プロフィール
クレシェンコ・アンナはウクライナ国立オデッサ大学の国際関係学部を卒業。2017年に文部科学省の奨学金を受賞し来日。2022年に京都大学法学部卒業し、京都大学経営管理大学院に入学。2020年にS&R Foundationに選抜され、Kingfisher Leadership Programでシリコンバレーに渡航。同年に京都のフェニクシーインキュベーションに選抜。身近な人の妊娠うつ発症により、女性の体とメンタルケアを目的にFloraを日本で創業。
2022年に関西経済連合会や関西経済同友会が主催する関西財界セミナーの輝く女性賞を受賞。
事業概要:
Floraは「FemTech Big Data」を構築し、女性へあらゆるライフステージにおけるパーソナライズされたソリューションを届け、女性一人一人の「なりたい自分」を実現します。そのため、アプリ・e-Learning・福利厚生サービス・コミュニティを総括したサービスを運用し、データの蓄積を基にした新たなヘルスケアサービスを展開していきます。
EYについて
EY | Building a better working world
EYは、「Building a better working world~より良い社会の構築を目指して」をパーパス(存在意義)としています。クライアント、人々、そして社会のために長期的価値を創出し、資本市場における信頼の構築に貢献します。
150カ国以上に展開するEYのチームは、データとテクノロジーの実現により信頼を提供し、クライアントの成長、変革および事業を支援します。
アシュアランス、コンサルティング、法務、ストラテジー、税務およびトランザクションの全サービスを通して、世界が直面する複雑な問題に対し優れた課題提起(better question)をすることで、新たな解決策を導きます。
EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。EYによる個人情報の取得・利用の方法や、データ保護に関する法令により個人情報の主体が有する権利については、ey.com/privacyをご確認ください。EYのメンバーファームは、現地の法令により禁止されている場合、法務サービスを提供することはありません。EYについて詳しくは、ey.comをご覧ください。
EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーとは
EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーは、より良い社会の構築を目指し、目標に向かってまい進するアントレプレナーの努力と成功をたたえる国際的な表彰制度です。EYはこの活動を通じ、世界60カ国、145都市を超える国や地域を代表する素晴らしいアントレプレナーの素顔とその功績を国内外に発信し続け、現在、世界で最も名誉あるビジネスアワードとして認知されています。
日本では2001年より、EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパンを開始し、今年で23年目を迎えます。これまでに約300名にものぼる素晴らしいアントレプレナーを多数紹介・表彰し、世界へ飛躍するための活動を奨励しています。
本プログラムを通じて、アントレプレナーの支援、次世代のアントレプレナーの輩出、歴代受賞者のコミュニティ構築やアントレプレナー同士の交流の促進等、新たな価値の創出のためのサポートを推進してまいります。
EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー運営事務局
Tel 03 3503 1004
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EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 関西地区事務局
(EY新日本有限責任監査法人 大阪事務所内)
Tel 06 6040 0100 Fax 06 6363 5870
ey.com/ja_jp/entrepreneur-of-the-year-japan/regional-programs/kansai/program
EY Japan BMC (Brand, Marketing and Communications)
Tel 03 3503 1037