ニュースリリース
2022年6月30日  | Tokyo, JP

EY Blockchain Analyzerツール群を拡充 機能拡張した「Reconciler」の製品版をリリース

・非監査クライアントもblockchain.ey.com上でグローバルに利用可能
・電子署名による検証に対応
・初期サービスでは、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシックに対応

EYは、EY Blockchain Analyzerの第3世代ソリューション「Reconciler」の製品版をリリースしたことをお知らせします。今回新しく機能が拡張されたReconcilerは、blockchain.ey.comにプラットフォームが移行され、EYの非監査クライアントも直接利用できるようになりました。EY監査チームも、引き続きサービスの一環として本ツールを活用します。本ツールが提供する機能は、企業取引のインポートや、オフチェーンとオンチェーンのトランザクション照合、ウォレット残高の追跡など、多岐にわたります。

今回の機能拡張では、トランザクションを実行ぜずともアカウントの所有権を証明できる電子署名の検証機能が追加されました。

EY のBlockchain Strategy LeaderであるDavid Byrdのコメント:
「EY Blockchain Analyzerの最新ツールReconcilerには電子署名の検証機能が追加され、ユーザーは、数千に及ぶウォレットアドレスの所有権を暗号資産を移動することなく証明ことが可能となりました。このような機能拡張は、EY監査チームとクライアントにとって大きなメリットとなります。blockchain.ey.com上で本ツールをリプラットフォーム化して、EY監査チームや認証済みのクライアントが利用しやすいようにアクセスを簡素化できたことは大変喜ばしいことです。EYでは、引き続き、さらなる機能拡張を図りながら、新たな機能についても開発と展開を加速的に推し進めてまいります」

EY Blockchain AnalyzerのReconcilerは、30ものEYの監査エンゲージメントですでに利用されていますが、Blockchain.Comを含む複数の非監査クライアントにもEYプロフェッショナルサービスと併せてご利用いただいてきました。本ツールをblockchain.ey.comに移行したことで、今後は、EYの非監査クライアントも、SaaSモデルを介してツールに直接アクセスできるようになります。

Reconcilerは、現在、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシックなど5つのブロックチェーンに対応しています。EYのエンジニアリングチームは、引き続き、クライアントからの要望を念頭に、複数のブロックチェーンへのサポート追加や、プルーフオブステーク(PoS)ネットワークにおけるステーキング報酬などクライアントの進化するニーズへの対応に向けた取り組みを進めていきます。

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 デジタル&エマージングテクノロジーアソシエートパートナー松尾 康男のコメント:
「EYが提供するblockchain.ey.com上のSaaS(Software as a Service)としてEY Blockchain AnalyzerのReconcilerが利用できるようになったことで、国内でも利用が加速すると期待しています。無料のトライアルも可能ですので、ぜひblockchain.ey.comをご確認ください」

EY Blockchain Analyzer「Reconciler」に関心のある方は、blockchain.ey.comをご覧ください。本ツールのご利用にあたっては、規制上の制約に基づいてクライアントアクセプタンス審査が行われます。

※本プレスリリースは、2022年5月11日(現地時間)にEYが発表したプレスリリースを翻訳したものです。英語の原文と翻訳内容に相違がある場合には原文が優先します。
英語版ニュースリリース:
EY announces general availability of EY Blockchain Analyzer: Reconciler


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