EYネイチャーウェビナー:SBTs for Natureを視野に入れたTNFD開示対応

5月22日国際生物多様性の日の前日に開催する本ウェビナーでは、ネイチャーと生物多様性に関する最新動向と課題も押さえながら、科学的根拠に基づく自然関連目標(Science-Based Targets for Nature、以下SBTs for Nature)を視野に入れた自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures、以下TNFD)開示について解説します。

自然関連のリスクと機会を開示していくフレームワークである自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures、以下TNFD)最終提言v1.0が2023年9月に発行され、本年度の開示を目指す企業も多く表明されるなど、生物多様性関連のトピックが盛り上がってきています。

また、2023年5月にv1.0が公表された科学的根拠に基づく自然関連目標(Science-Based Targets for Nature、以下SBTs for Nature)は、TNFDにより目標設定の手法として有効と推奨されるなど、両開示フレームワークやイニシアチブの関連性や整合性、効率のよい開示方法についても関心注目が集まっています。

5月22日国際生物多様性の日の前日に開催する本ウェビナーでは、ネイチャーと生物多様性に関する最新動向と課題も押さえながら、SBTs for Natureを視野に入れたTNFD開示の実施方法について解説します。
 

日時:2024年5月21日(火)14:00~15:30
参加費用:無料
主催:EY Japan Climate Change and Sustainability Services

プログラム

14:00~14:10 開会・ごあいさつ
EY Climate Change and Sustainability Services, Japan Environmental, Health & Safety (EHS) Leader, Nature Services APAC Regional Lead 茂呂 正樹

14:10~14:30 講演 生物多様性とその情報開示に関する動向
EY Japan CCaSS マネージャー Evonne Yiu

14:30~15:10 講演 SBTs for natureを視野に入れたTNFDの進め方
EY Japan CCaSS シニア 松島 夕佳子


EY登壇者プロフィール

  • 茂呂 正樹
    EY Climate Change and Sustainability Services, Japan Environmental, Health & Safety (EHS) Leader, Nature Services APAC Regional Lead

    環境・安全衛生(EHS)、サステナビリティデジタルトランスフォーメーション(DX)にフォーカスし、サステナビリティアドバイザリー業務をリードしている。
    生態学、環境保全のバックグラウンドを持ち、海洋観測技術員、グローバル事業会社での社内環境コンサルタントを経て、外資系サステナビリティコンサルティングファームに入社。EHSコンサルタントとして多数の案件に携わった後、2022年EY新日本有限責任監査法人に入社。
    EHS/ESG面でのリスク抽出を得意とし、農産、食料、廃棄物、ハイテク、化学、医薬、鉱山、製造業全般など多くのセクターの専門性、知識を有する。クロスボーダー環境デューデリジェンス(EDD)案件を数多く手がけたことから、日本国内の環境法規制の理解だけでなく、グローバルでの環境法規制にも明るい。

  • Evonne Yiu
    EY Japan CCaSS マネージャー

    シンガポール出身。東京大学農学博士。15年以上の政府機関と国連機関の勤務を経て、2022年にEY新日本有限責任監査法人に入社し、生物多様性の保全、評価や情報開示などの業務を担当。
    生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)のフェローとしても選出され、IPBES Values Assessment(価値評価)(2018~22年)、「ビジネスと生物多様性に関する評価報告書(2023~25年) 」のLead Authorとして国際研究書の共著にも参加。
    10年以上にわたり、SATOYAMAイニシアティブや世界農業遺産(GIAHS)などの国連の取り組みを通じ生物多様性、持続可能な農林水産業に関する業務に従事。

  • 松島 夕佳子
    EY Japan CCaSS シニア

    JICA青年海外協力隊(環境教育隊員)、環境教育・環境政策関連のNPO法人での勤務等を経て、2013年に建設コンサルタント会社に入社。自然環境調査の現場から、生物多様性・資源循環・気候変動に係る国および地方公共団体の環境政策・環境関連計画策定支援に多数携わり、環境分野の幅広い知見を有する。2023年にEY新日本有限責任監査法人に入社後は、TNFD対応支援やサステナビリティ情報の開示支援等に従事している。


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