EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
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地政学戦略グループ(Geostrategic Business Group)の存在意義は、企業が、地政学的情勢が事業に与える影響や、世界的に不安定なこの情勢をうまく乗り切る方法を把握するために支援をすることにあります。
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5. EYの地政学戦略グループ(Geostrategic Business Group)について
企業において、戦略の構築や実行に地政学的視点を取り入れることの意義は、ますます大きくなっています。そうはいっても、国際政治経済や政策の動向をすべてフォローする必要はなく、業界や自社の事業に影響を与える領域や論点を特定し、それに絞った情報収集を実施するのが効率的です。情報収集についても、ほとんどの場合、各国の政府発表や報道など、公開情報で十分といえます。非公開の情報源を探るより、複数の公開情報から事象を立体的に分析するほうが、ビジネス向けの示唆出しにおいてはむしろ有益です。
EYでは、グローバルに地政学戦略グループ(Geostrategic Business Group)を設置し、東京を拠点とする専門家も参画しています。そして、日本においても、海外を拠点とする専⾨家と連携しつつ、日本企業の文脈に沿った支援を提供できる体制を整えています。具体的に提供可能な支援は、業界や個別企業に必要な論点に絞った国際政治経済情勢についてのブリーフィングや、地政学的視点を取り入れた戦略構築と実行の支援、政策分析を取り入れた市場調査や予測など、多岐にわたります。また、個別企業の事業の実態を踏まえた、フォローすべき地政学関連の論点の絞り込み、情報収集から戦略への反映や実行までを可能にする社内体制のあり方などの討議にも対応しています。「不確実性の時代」であるからこそ、地政学的視点を取り入れ、リスクをチャンスに変える戦略を検討する意義は高まっています。EYにおいても、同認識のもと、地政学戦略グループを中心に各種関連サービスを提供しています。