ウェルス&プライベートバンキング・サービス

資産運用会社やプライベートバンクは、将来に向けて大胆な戦略的ビジョンを確立することで、業務のデジタル化やパーソナライズされた顧客体験の提供を実現し、新たなライバル企業と同じ土俵で戦えるようになります。

EYができること

金融サービス業界は変革の真っただ中にあります。この変革を経た次世代の資産運用アドバイス業務では、アドバイスが顧客ニーズに合っているか、またアクセシビリティの良さ、タイムリーさ、値ごろ感に加え、環境・社会・ガバナンス(ESG)スコアにも配慮するなど、クライアントのためにあらゆる要素を確認する必要があります。EYでは、費用対効果の高いアドバイス業務のためのフレームワークを提供しています。資産運用会社およびプライベートバンク(Wealth and Private Banks、以下「WPB」)が新しい市場セグメントへ参入を果たし、人間らしさを失わずに先端技術とうまく融合させた、勢いのある新たなライバル企業とも効率よく競争できるようサポートします。

従来とは異なるサービスを提供する企業との競争激化や、期待値の高いクライアントからの要望、新たな規制や技術革新、さらにはコストの制約や成長への期待など、さまざまな難題に直面する業界において、将来を見据えた組織戦略の策定がかつてないほど重要になっています。EYでは、WPBが市場の優位な立場を維持しつつ、事業目標の策定および実現をめざしてクライアントと連携することで、変革と成長を成し遂げられるようサポートします。

EYのチームは、WPBが戦略・運用・テクノロジー・クライアントエクスペリエンスのそれぞれにおいて、最適な成長の礎となる意思決定の指針を示し、その導入と実現に向けた次のステップへと進む体制づくりを支援します。このステップには次のようなものがあります。

  • この変革期を乗り切るために、実行可能かつ未来志向、そしてあらゆる国と地域に対応できる大胆な戦略的ビジョンを将来に向けて策定する。

  • 新しいプロセスやテクノロジー、データデザインの設計・実行を通じて、戦略的ビジョンを地域や市場に適した実務上効率のよいイニシアチブに落とし込む。

  • 商品・サービス・チャネル・地域といったあらゆる側面において包括的かつ一貫性のあるクライアントエクスペリエンスを提供するために、適切なツールや能力を見極めてそれを増強する。

  • クライアントの市場投入スピードを加速し実行リスクを低減する戦略的ベンダーとの提携を含む、専門企業による効果の高いエコシステムの発展を推進する。

  • 成長の可能性を大きく秘めた市場機会を幅広く活用する。

クライアントがWPBに何を求めているかをくみ取り、その期待に対して費用対効果が高く、再現可能な方法で応えられるかどうかは、新たなターゲット市場のオーナーとなるか、競合相手を追う立場になるか、その分かれ目になるかもしれません。成長軌道に乗せられるかどうかは、アドバイスの種類や提供方法によって決まる要因もあり、どちらに転ぶかは分かりません。

WPBは今、クライアントの嗜好や業務効率に基づいて将来のビジョンを定める時です。そして、そのビジョンを現実のものとするには、どこにどう投資する必要があるのかを決めなければなりません。


アドバイス業務の未来を再構築する

資産運用会社およびプライベートバンクは今、アドバイス業務の新たなパラダイムに移行し、クライアントとの関係性を強化する時にきています。

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