EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
パートナーシップ、コラボレーション、エコシステムを活用できるよう支援します。
テクノロジーシフト、消費者や社会からの期待の高まり、気候変動の影響、グローバル化の進展、地政学的緊張の高まりなど、企業による迅速な対応は不十分です。継続的な適応と変革の必要性は、今や絶対的な必須条件です。
こうした課題に取り組むには協働的なアプローチが必要となります。これを単独で成し遂げられる企業などありません。
最近の技術の進歩によって障害が取り除かれつつあり、これまでは不可能だった、あるいは極めて難しかった方法でビジネスがつながり、協働することができるようになってきました。その結果、複雑な多国間協働による「エコシステム」ビジネスモデルが台頭し、企業が最も難しい問題を迅速かつダイナミックに、そして効率的に解決できるようになっています。
競争力を維持し、混乱を避けながら、こうしたパラダイムシフトに適応しなければなりません。最適なデータとスキル、テクノロジー、能力、そして洞察を組み合わせることで、企業は競争力を維持し、イノベーションを起こし、コストを削減し、自社や市場、顧客にとっての新しい形の価値を創造することができます。
エコシステムがもたらす価値については、もはや疑いようがありませんが、12業種の企業で働く500名を超えるグローバルリーダーを対象とした最近の調査では、ビジネスリーダーの77%がエコシステム戦略やエコシステム計画に関わる問題に直面していることが分かりました。この調査結果と、Dell、IBM、Partnership Leaders、WorkspanなどのインサイトをまとめたCEOが直面する喫緊の課題:エコシステム戦略を使いこなせていますかでは、拡張性があり、成果を上げているパートナーエコシステムの基盤となる3つの主な柱を明らかにしています。
EY Ecosystem Studyによると、エコシステムを導入している企業は、大きな価値を生み出しています。この調査では、エコシステムに参加している企業のビジネスリーダーの69%がエコシステムは自社の現在の成功にとって非常に重要であると考えており、91%が自社の事業のレジリエンスを向上させたと感じていることが明らかになりました。
さらにこの調査では、高業績のエコシステムは、低業績のエコシステムと比較して平均で1.5倍のコスト削減幅、1.5倍の年間総収益への貢献、2.1倍の収益増加を達成していることも示されました。
EYはコラボレーションの力を活用し、グローバルな戦略的提携を含むビジネスのエコシステムを構築することで、クライアントの成長、変革、イノベーションを加速させてきました。
EYの最新の見解
CEOが直面する喫緊の課題:エコシステムをフルに活用することでいかに業績が変わるか
エコシステムをフルに活用することがいかに業績向上につながるかについて初めて詳しく考察したEY Ecosystem Studyを読む