EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
企業はこれまで、バックオフィス業務に特化したシェアードサービスセンターを人件費の安い国や地域に設立し、トランザクション業務など反復的定型業務をそこに移管することで、コストを削減してきました。しかし最近では、こうしたシェアードサービスセンターは、機能を集約したグローバル・ビジネス・サービス(GBS)に統合され、生産性向上と標準化を推進しています。
GBSへの期待は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックを機に大きく高まりました。この想定外の危機は、GBSの進化にとっては良い契機となり、新しいテクノロジーへの投資拡大やサービスエクセレンスに対する関心の高まりに拍車をかけるものとなりました。GBS組織は、こうした変化に適応するために、リモートサービス提供体制の構築にフォーカスした取り組みを加速させています。また、ビジネス環境の絶え間ない変化に鑑み、広範な自動化促進やパフォーマンス改善、アジリティの向上などに向けてデジタルケイパビリティの強化対策を急ピッチで推進しています。
EY NextWave GBSでは、こうしたGBSの取り組みを後押しするためのソリューションとして、横断的なオペレーティングモデルの構築をサポートしています。EYのビジネス主導型サービスとServiceNowのクラウドベースプラットフォームを組み合わせることにより、組織横断的にワークフローを統合し標準化することができます。クライアントの皆さまが、こうしたEY NextWave GBSのサービスを通じて、効率的で測定可能な自動化されたエンド・ツー・エンドのプロセスを構築できるだけでなく、アジリティ、スピード、デジタルコンピテンス、顧客や従業員のエクスペリエンス強化などに資するサービスやソリューションがもたらす価値を享受できるようサポートします。
EY NextWave GBSが提供するサービスは、パラダイムシフトを生み出し、GBSをトランスフォーメーションエンジンへと変革します。ServiceNowのプラットフォームで可能になるデジタルサービスマネジメントは、NextWave GBSの基盤を成しています。
NextWave GBSが提供する価値:
ServiceNowプラットフォームは、デジタルサービスマネジメントに不可欠な最新のケイパビリティを提供します。このケイパビリティを駆使することにより、エクスペリエンスの向上や広範なサービスイノベーションが可能になり、GBSのパフォーマンス向上が実現します。こうした成果は、GBSのブランド力強化につながります。
EYの関連サービス
昨今、国内外において、企業の間接業務を中心としたSSC(Shared Services Center)/BPO(Business Process Outsourcing)の活用から、GBS(Global Business Services)モデルを前提としたグローバルにおけるエンド・ツー・エンドの改革、効率化、高度化のニーズが急拡大しています。 また、テクノロジーの進化に伴う業務効率化ソリューションの導入障壁の低下や、コロナ禍における業務継続性の確保に向け、既存GBS/SSCの機能強化に対する関心がこれまで以上に高まっています。EYでは新規GBS/SSCの設立から運用後の高度化、成熟度評価までトータルでサポートします。
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