SEC and US GAAP Weekly Update

Technical Line: SECの気候関連情報開示規則に関する詳細分析(4月4日号)


SEC and US GAAP Weekly Update

今回のTechnical Lineでは、2024年3月6日に可決された、年次報告書および登録届出書において気候関連情報の開示を義務付けるSEC規則について詳説しています。本規則に従い、登録企業は、異常気象や他の自然災害による特定の影響と、カーボン(オフセット)・クレジットやグリーン電力証書関連費用などの情報を、監査済財務諸表に記載しなければなりません。さらに、重大な気候関連リスク(リスクの内容、取締役会によるリスクの監督および経営陣によるリスクの評価・管理、リスクが登録企業の事業戦略、ビジネスモデル、見通し、業績に及ぼす重大な影響等)および気候関連の重要なターゲット・目標などの情報も、財務諸表以外の箇所で開示する必要があります。本規則に基づき、早期提出会社および大規模早期提出会社には、重要性がある場合には、スコープ1およびスコープ2の温室効果ガス(GHG)排出量に関する情報開示が求められ、これらの開示は独立第三者による保証の対象となります。

EY's AccountingLink websiteより他の記事もご参照ください(英語)。

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