地方創生先駆者モデル -「共助」が生み出す新たな戦略


出版社

中央経済社

価格(税抜き)

3,000円

発行年月

2023.10


 

概要

地方創生の「型」とは?7人の識者が紡ぎ出す、地方創生の新たなスタンダード。Well-Beingとソーシャルベンチャーを主役に据えた地方創生の新たな指南書。

 

目次

はじめに 地方創生先駆者会議は、何故、どうやって始まったのか

第1章 地方先駆者モデル

第1回 香川県三豊市 古田 秘馬氏のケース
UDON HOUSEからUrashima Villageへ-観光客が5年間で100倍に

第2回 島根県海士町 竹本 吉輝氏のケース
島前高校からはじまる起死回生の物語-公助から共助へ。そして半官半Xへ。

第3回 民泊を制度化する 上山 康博氏のケース
市場創造型の業界団体はどうやったら作れるのか-政と官を信じて動く、ロビー活動の極意

第4回 北海道上士幌町 藤沢 久美氏のケース
分配思考から投資思考への転換-ディスクロージャー、ガバナンス、そしてファイナンス

第5回 愛媛県松山市 加戸 慎太郎氏のケース
世代を超えて地域をまとめるための知恵-データによる説得が広げた、「まちペイ」という成功の輪

第6回 新潟県越後妻有 安部 敏樹氏のケース
地域に創る人材と事業の「藻場」-芸術祭が生んだ地方創生のエコシステム

第7回 岡山県西粟倉村 牧 大介氏のケース
「人口増」から「所得増」への次なるステージに向けて-合併しないという選択。「百年の森林」構想が生み出したもの

第2章 地方創生先駆者モデル

  1. 目的を考える
    (1) 様々な事業者や市民の考えを横断して、共通の目標を持つこと。
    (2) 共有すべきゴールとは。
    (3) 何故デジタルが必要になるのか
  2. 準備を整える(暖気ステージ)
    (1) なぜ多様性/包摂性が重要か
    (2) 人を集めるためにはどうすれば良いか
  3. 最初に鍵となる事業を絞り込む(本格化ステージ)
    (1) ガバナンスを整える【GP論】
    (2) 鍵となる事業を絞り込む
    (3) デジタル基盤
    (4) 対象エリア【エリア論】
  4. 拡大期に重要なことを考える(拡大ステージ)
    (1) アクセラレーターネットワークの必要性
    (2) GP候補が生まれやすい環境の確保(藻場)
    (3) Well-Being指標の活用とソーシャルインパクトの計測とデータの収集

第3章 先駆者インタビュー

地域を見る目の「解像度」を高め、次のステージへ:古田 秘馬氏/株式会社umari 代表取締役

固有名から機能へ、地方創生の構成要素を探る:竹本 吉輝氏/株式会社トビムシ 代表取締役

外国メディアの威も借りて「儲かる地域」に:上山 康博氏/株式会社百戦錬磨 代表取締役社長

「投資理論」で地方創生をもっとスーパーにする:藤沢 久美氏/株式会社国際社会経済研究所 理事長

支援者の論理に偏らない真の「伴走者」が必要:加戸 慎太郎氏/株式会社まちづくり松山 代表取締役社長

「関係人口の資産化」を組織的に行う仕組みづくりを:安部 敏樹氏/株式会社Ridilover 代表取締役

地方創生「先駆者モデル」を武器に事業拡大を望む:牧 大介氏/株式会社エーゼログループ 代表取締役社長

地域に潜む本当の想い、声なき声を「ことば」にして:堀 潤氏/わたしをことばにする研究所 代表取締役
宮瀬 茉祐子氏/わたしをことばにする研究所 取締役

おわりに 先駆者会議で踏み出した共助社会への第一歩

 

執筆等

EYストラテジー・アンド・コンサルティング 著

 

備考

ご希望の方は書店にてお求めいただくか、出版社へ直接お問い合わせください。