情報センサー 2023年8月・9月合併号

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  • 会計情報レポート

新リース会計基準(案)の解説

EY新日本有限責任監査法人 品質管理本部 会計監理部 
公認会計士 宮﨑 徹

企業会計基準委員会から2023年5月に新リース会計基準の公開草案(以下、本公開草案)が公表されました。本公開草案は、現行の会計基準における借手のオペレーティング・リースについてもオンバランスさせることが提案されており、財務諸表、特に貸借対照表に大きな影響を与える可能性があります。早期適用する場合には早めに検討する必要があると考えられるため、借手の会計処理及び開示を中心に解説します。

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  新リース会計基準案の概要
  新リース会計基準に関する適用時期とその影響

 

  • デジタル&イノベーション

リアルタイムなデータ連携が自動で行われるDX時代の内部統制とは

EY新日本有限責任監査法人 アシュアランスイノベーション本部 AIラボ 公認会計士 本山 禎晃

本稿では、ITシステムにおける内部統制について確認するとともに、デジタルトランスフォーメーション(DX)により複数のITシステム間で高度にデータの自動連携が進む過程における留意事項について考察します。


  • IFRS実務講座

ISSBからの2つの意見募集 -「優先課題に関する情報要請」「SASB基準の国際的な適用可能性の改善に関する公開草案」

EY新日本有限有限責任監査法人 サステナビリティ開示推進室/品質管理本部 IFRSデスク 公認会計士 大野 雄裕

国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、2023年5月に「優先課題に関する情報要請」と公開草案「SASB基準の国際的な適用可能性を向上させるための方法論及びSASB基準タクソノミ・アップデート」を公表しました。本稿では、情報要請と公開草案の概要について解説します。


  • 業種別シリーズ

収益獲得を目的とした自社利用ソフトウェアの減損処理に係る内部統制構築ポイント

EY新日本有限有限責任監査法人 ソフトウェアセクター 公認会計士 小林 祐

収益獲得を目的とした自社利用のソフトウェアの減損処理に関する内部統制の基礎的な留意事項について解説しています。


  • JBS

オーストラリアの製造業―ポストコロナ時代の展望と課題

EYオーストラリア JBS(ジャパン・ビジネス・サービス) 須藤 卓馬

本稿では、オーストラリアにおける重要な産業である製造業のリスクと機会を把握する参考になるよう、当該産業分野の動向、主要なメガトレンド、オーストラリア政府の政策、貿易環境について紹介します。


  • Trend watcher

業界再編機会をとらえる投資戦略

EYストラテジー・アンド・コンサルティング(株) TCF Lead Advisory 七澤 奈緒子

中小規模の企業のバイアウト投資を検討する上での投資戦略として、マクロ的観点で見た場合の業界再編余地を業種別に整理しました。


  • Topics

複数の会計上の論点において「事業計画」を使用する場合の留意事項

EY新日本有限責任監査法人 品質管理本部 監査監理部 公認会計士 秋川 僚平

企業の業績が悪化している時には、複数の会計上の論点について、より慎重な検討が求められます。本稿では、これらの論点の検討において使用される「事業計画」にフォーカスして、実務上の留意事項を解説します。


  • Topics

関連当事者との非通例取引

EY新日本有限有限責任監査法人 品質管理本部 会計監理部 公認会計士 武澤 玲子

本稿では、通常の取引過程から外れた関連当事者との取引とはどのような性質、特色、性格であり、取引及び開示にあたってどのような点に留意する必要があるのかを解説します。


  • 企業会計ナビダイジェスト

時価とは

EY新日本有限責任監査法人 企業会計ナビチーム 公認会計士 伊藤 毅

当法人ウェブサイト内の「企業会計ナビ」が発信しているナレッジの1つである解説シリーズを取り上げ、紹介します。今回は「解説シリーズ 『時価の算定に関する会計基準』第2回:時価とは」を紹介します。

 

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    EYのプロフェッショナルが、国内外の会計、税務、アドバイザリーなど企業の経営や実務に役立つトピックを解説します。