インド - デリーITATは租税条約と配当分配税の関係について判決を下す

インド JBSフラッシュニュース - 2020年10月号

インドではコロナ感染者数は10月末時点で800万人を突破しました。一時10万人を超える勢いであった一日当たりの感染者数は5万人前後に減少しました。これまで感染者の多かったマハラシュトラ州やインド南部の州では感染者数が減少している一方、デリーでは1日当たりの感染数が5千人の大台に到達しました。

税務関連では、当初10月、11月は税務申告の期限でしたが、インド政府はコロナ状況を鑑みて12月、2021年1月に期限を延長することを発表しました。税務裁判の目立った判決では配当分配税(DDT)の還付についての判決が下されています。また平衡税の申告に関する様式について新たな発表もなされました。詳細はフラッシュニュースをご高覧ください。

今回のフラッシュニュースのトピックは以下の通りです。

  1. デリーITATは租税条約と配当分配税の関係について判決を下す
  2. インド直接税当局(CBDT)は、電子商取引による供給及びサービスに関する平衡税(Equalisation Levy)を実施するための規則を改正
  3. インド直接税当局(CBDT)は、Vivad Se Vishwas (VSV) Actによる最終申告日を通知のうえ納税の期限を延長

※全文は下記PDFからご覧ください。

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