EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
アナリティクスが監査を変革してきています。すなわち、アナリティクスとは問題発見のためのツールとしてではなく、分析したデータが何を意味するかを監査人が考え、それが監査に与える影響を評価するためのものだという原則です。
私たちは、アナリティクス主導型の監査アプローチを採用しています。これにより、より高い品質で、深い洞察やクライアントの皆さまにより関連した監査業務について提供するとともに、より強い職業的な懐疑心を発揮することを可能にします。
EY Helixのローンチ後、私たちのアナリティクスは全世界で7万件以上使用されました。EY Helixは、より大きな監査関連データを分析して洞察した内容を引き出し、クライアントの皆さまの決算と企業活動をより深く理解するための手段を監査チームに提供します。
EYの全てのクライアントの皆さまのニーズを満たすためのスケールを持って構築されたEY Helixは、私たちの監査に不可欠な要素です。EY Helixは私たちのグローバルアナリティクス・プラットフォームであり、データ取得と分析ツールにより構成されています。これらのツールは取り込まれたデータに対する分析の深さと範囲を劇的に広げるだけでなく、データから引き出される洞察した内容の価値をも高めます。EY Helixで提供されている各種アナライザーは、リスク評価から実施までの監査の諸側面をサポートし、企業の事業サイクル全体を網羅します。
例えば、監査チームは、アナリティクスを活用して年間の売上請求書発行状況やクレジットメモの影響を調査するだけでなく、最終的に請求書がどのように決済されたのかを把握できます。
これらのツールを使用することにより、私たちは、収益と売上債権の両方をより深く理解し、監査手続の焦点を定める際の参考にすることができます。また、EYのクライアントの皆さまのビジネスや、プロセス改善を要する分野についての洞察した内容を収集し、共有することも可能です。さらに、EY Helixの各種分析ツールには、さまざまな業種や監査分野を網羅する、全世界のデータアナリティクスが全て組み込まれています。
EY Helixを使うことで、本当のアナリティクス主導型の監査を提供することが可能となります。これにより監査担当者は、時間をどこにかけるべきかをより容易に決めることが可能となり、データ収集作業以外の監査業務に集中することができます。情報を即座に入手できる環境がそろうことで、監査担当者の知的好奇心や職業的な懐疑心が強まります。