社会通念や定説を疑い、科学的なエビデンスに真摯に向き合うことで、ブレイクスルーを生み出せると考えています。

伊藤 言

EY ストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 ストラテジック インパクト マネージャー

多摩大学ルール形成戦略研究所 客員教授。心理学や行動経済学を、経営・社会課題解決に真に役立てるための実践に苦闘している。趣味は子育て。

EY Japan ストラテジック インパクトにBX strategyチーム(※)を創設。

「行動科学(心理学や行動経済学など)を起点としてより良い社会をつくる」をミッションとし、科学的知見を応用して、経営・社会課題解決のための行動変容施策をデザインするコンサルティングを手掛ける。

官公庁の政策立案や社会実証、大手企業の戦略立案やマーケティング、従業員のウェルビーイング向上や営業改革など、アカデミアとビジネスのギャップを埋める活動に取り組んでいる。

独立行政法人の研究機関の研究員、心理学系シンクタンクを経て、現職。
東京大学大学院 人文社会系研究科(心理学)修了。

※BX(行動科学トランスフォーメーション;Behavioral insight Transformation):行動科学を起点にして、人の心に寄り添った方向へコミュニケーションのあり方を変革(トランスフォーム)すること

より良い社会の構築を目指すために

ビジネスにおいて、アカデミアが有する行動科学の知見について、その活用が進んでいない現状は、社会的に大きな損失だと考えます。

経営・社会課題として頻繁に挙げられるトピック(例:デジタル技術の利用促進、CO2排出量が少ないライフスタイルの定着)に対して、アカデミアは膨大な研究知見を積み上げてきました。

先人が膨大な時間と労力を割いて解こうとした問いを単に反復するのではなく、先人の肩の上に乗って(科学的知見を起点として)解決策を考えることで、人類は大きく前進できると考えています。ただし、科学的知見を現場で真に役立つ形で応用するために大胆な取り組みが必要だ、というのが偽らざる実感です。

この取り組みを実現し、より良い社会をつくるために、日々試行錯誤を重ねています。

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