ニュースリリース
2023年10月5日  | Tokyo, JP

EOY 2023 Japan 中国地区代表アントレプレナーが決定

プレス窓口

EY Japanが主催するアントレプレナー表彰制度「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2023 ジャパン」(以下、EOY Japan)は、2023年の中国地区代表として下記1名のアントレプレナーを選出いたしました。選出された地区代表者は、本年12月中旬に東京で開催されるEOY 2023 Japanに臨みます。

候補者の発掘、推薦および書類選考は、EOY Japanの趣旨に賛同するボランティア・メンバーによる推薦部会および選考委員にご支援いただき、アントレプレナーが社会にもたらした長期的価値などを中心に4つの審査基準(アントレプレナー精神、パーパス、成長、影響力)に基づき実施され、中国地区代表、また今後著しい成長が見込まれる創業間もないアントレプレナーを対象としたChallenging Spirit部門の部門大賞および特別賞を選出しました。

EOY 2023 Japan 中国地区 代表

川﨑 育造 氏(かわさき いくぞう) クニヒロ株式会社 代表取締役会長

川﨑 育造 氏(かわさき いくぞう)
クニヒロ株式会社
代表取締役会長
設立:1970年7月
URL:kunihiro-jp.com
1949年12月生まれ、福山市出身。県立松永高校卒業後、近畿大学理工学部へ進学。1972年卒業後、岡山で就職しましたが、事業承継のため1973年前身の國広水産株式会社入社。1990年代表取締役社長、2019年同会長に就任。尾道観光協会会長、同商工会議所副会頭を長年にわたり務める。現在は広島カキ加工組合組合長、広島県かき出荷組合副組合長を務めながら、絶滅寸前の「尾道アサリ復活とブランド化」に日夜奮闘中。
事業概要:
生牡蠣をはじめとする生鮮魚介類の卸・加工販売
<牡蠣>
国内トップの生産量を誇る広島産を中心に、むき身は岡山・兵庫・香川・石川・宮城産を取り扱い、全国の量販店に販売。殻付き牡蠣は北海道から九州まで仕入れルートを保有し、主にオイスターバーなどの飲食店に出荷するとともに、冷凍品ではアジアやEUなどに販売し、日本産農水産物輸出拡大にわずかながら貢献しています。
<牡蠣加工品>
冷凍牡蠣・スチーム牡蠣・低温超高圧牡蠣・カキフライなどを製造。一年中、食べたいときに牡蠣が食べられるよう加工を行っています。
<その他水産品>
シジミ・ナマコ・生シラス・豆アジ・鱧・鰻・ホタテなど多くの水産物を取り扱うことで、水産品なら「ワンストップのクニヒロ」を志向し、「日本の豊かな食文化」を支える一役を担っています。


EOY 2023 Japan 中国地区 Challenging Spirit部門

部門大賞

楠 一成 氏(くすのき かずなり) KGモーターズ株式会社 代表取締役

楠 一成 氏(くすのき かずなり)
KGモーターズ株式会社
代表取締役
設立:2022年7月
URL:kg-m.jp
2005年シーエルリンク株式会社創業。自動車用アフターマーケット部品の販売を拡大。2018年、脱炭素の流れを受け、小型モビリティ事業参入を決意。シーエルリンク株式会社の株式を売却し、影響力拡大を鑑みYouTubeを開始。3年でチャンネル登録25万人を達成し、Google Japanが選ぶ(世界に影響を与える)クリエイター101人に選ばれる。2021年より本格的に小型モビリティ開発をスタートさせる。
事業概要:
1人短距離移動に特化した小型EVを維持コストの安い原付ミニカー規格で開発しています。
原付ミニカー規格はモータの定格出力が0.6kW以下と極めて小さく、車体の軽量化が必須となり、ドアやエアコンが付いていないものが多いですが、弊社は独自の車体軽量化技術により、屋根、ドア、エアコン等の快適性が高いモビリティです。
また、定格出力の低さから登坂性能や加速性能を高めることが難しいですが、名古屋大学の山本真義教授の知見を借り、高効率インバータ、モータを採用することで、快適で違和感のない走行ができる原付ミニカー規格の小型EVを開発する技術を持っています。これによりユーザーは原付並みの維持コストで車と同等の快適性を持つ移動手段を手に入れることができます。


特別賞

今井 恵子 氏(いまい けいこ) patternstorage株式会社 代表取締役

今井 恵子 氏(いまい けいこ)
patternstorage株式会社
代表取締役

設立:2020年2月
URL:patternstorage.com
patternstorage株式会社代表取締役。
個人の嗜好(しこう)の多様化と製造業の効率という相反する課題を解決すべく、アパレル製造業向けクラウドサービス「patternstorage」の開発・運営を手がける。自らアパレルメーカーの製図士として業務に関わってきた中で感じていた課題感を軸に、アパレル産業が持続可能な産業にアップデートするためのサービスを提供している。
事業概要:
アパレル産業における商流の大きな課題として、多重下請け構造の会社間で全てのシステム連携が困難であることが挙げられます。現在も大手法人間の受発注の8割は、FAXや発注書のメール添付といったアナログなやり取りが主流で、これらのアナログな受注のデータ入力がボトルネックとなり現場の業務を圧迫しています。
弊社のサービスは、その入力の省力化と学習を通じて、現在アナログで管理できていないサプライチェーンの情報をデジタルとして追えることを目指しています。具体的には、顧客の複数のフォーマットを一括で取り込み、AIが分析し一気にアナログ受注をデジタル化します。その時にAIがコードの読み替えをサポート・学習しながら、後続の基幹システム等へクイックに連携することができます。


辻本 真大 氏(つじもと まさお) 株式会社エクレクト 代表取締役

辻本 真大 氏(つじもと まさお)
株式会社エクレクト
代表取締役
設立:2017年12月
URL:eclect.co.jp
2004年株式会社シャノンに新卒第1号として入社、日本初のSaaS/クラウド型マーケティングオートメーションシステムを開発/提供。導入コンサルティング部門を立ち上げ、マーケティングソリューションサービス部長等を歴任、宮崎支社立ち上げのため宮崎支社長を経験。2015年株式会社マネーフォワード入社後、マーケティング、法人セールス・アライアンス部門責任者として従事。2017年12月に株式会社エクレクトを創業、代表取締役に就任。
事業概要:
DX分野の中でも、顧客体験CXにフォーカスしたサービスを提供しております。弊社は、CXのマネージメントをするシステムである、Zendeskを中心としながら、さまざまな先端技術/クラウドサービスを連携させて、顧客のCX向上を(エコシステムを提供する形で)実現しています。先端技術の範囲としては、AIや機械学習、クラウドのAWSのさまざまなサービス、音声認識、データマネジメントシステム、分析ツールなどになります。これらのサービスを、顧客に販売するだけでなく、実際の業務に合わせてソリューションを組み合わせたSolution as a Serviceモデルにチャレンジしています。


長井 裕美子 氏(ながい ゆみこ) 株式会社New Space Intelligence 代表取締役 CEO

長井 裕美子 氏(ながい ゆみこ)
株式会社New Space Intelligence
代表取締役 CEO
設立:2021年11月
URL:newspaceint.com/ja
アジア工科大学院(AIT、タイ国)において博士前期課程修了。その後、AITアジアリモートセンシング研究センター助手としてGISに関する研究に従事。日本大学理工学部社会交通工学科助手として教育・研究に従事。山口大学応用衛星リモートセンシング研究センター学術研究員、ListenField株式会社 COOを経て株式会社New Space Intelligenceを創業。GISのエキスパート。
事業概要:
これから数年の間におよそ1,000機の地球観測衛星が打ち上げられます。弊社は、この膨大な量の衛星データを利用できる環境をいち早く整備し、さまざまな課題の解決方法を、「宇宙を利用する」という視点から考えています。弊社は、多種多様な膨大な衛星データを統合的に利用できる「衛星データパイプライン」というプラットフォームを開発しました。これにより、顧客の目的やコストに合わせて最適な衛星データを複数選択し、統合して解析することで、今までできなかった低コスト、高頻度化を実現し、地表面の状況や変化をインデックス化することで誰でも使いやすい情報として提供します。弊社が開発したプラットフォームにより、膨大な数のインフラ監視サービスや、グローバルな視点での地球環境や農作物の予測サービスを提供していきます。


EYについて

EY  |  Building a better working world
EYは、「Building a better working world~より良い社会の構築を目指して」をパーパス(存在意義)としています。クライアント、人々、そして社会のために長期的価値を創出し、資本市場における信頼の構築に貢献します。
150カ国以上に展開するEYのチームは、データとテクノロジーの実現により信頼を提供し、クライアントの成長、変革および事業を支援します。
アシュアランス、コンサルティング、法務、ストラテジー、税務およびトランザクションの全サービスを通して、世界が直面する複雑な問題に対し優れた課題提起(better question)をすることで、新たな解決策を導きます。
EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。EYによる個人情報の取得・利用の方法や、データ保護に関する法令により個人情報の主体が有する権利については、ey.com/privacyをご確認ください。EYのメンバーファームは、現地の法令により禁止されている場合、法務サービスを提供することはありません。EYについて詳しくは、ey.comをご覧ください。

EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーとは

EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーは、より良い社会の構築を目指し、目標に向かってまい進するアントレプレナーの努力と成功をたたえる国際的な表彰制度です。EYはこの活動を通じ、世界60カ国、145都市を超える国や地域を代表する素晴らしいアントレプレナーの素顔とその功績を国内外に発信し続け、現在、世界で最も名誉あるビジネスアワードとして認知されています。
日本では2001年より、EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパンを開始し、今年で23年目を迎えます。これまでに約300名にものぼる素晴らしいアントレプレナーを多数紹介・表彰し、世界へ飛躍するための活動を奨励しています。
本プログラムを通じて、アントレプレナーの支援、次世代のアントレプレナーの輩出、歴代受賞者のコミュニティ構築やアントレプレナー同士の交流の促進等、新たな価値の創出のためのサポートを推進してまいります。


EOY Japan に関するお問い合わせ

EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー運営事務局

Tel 03 3503 1004
ey.com/ja_jp/entrepreneur-of-the-year-japan
 

中国地区大会に関するお問い合わせ

EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 中国地区事務局
(EY新日本有限責任監査法人 広島事務所内)

Tel 082 248 0070  Fax 082 248 0078
ey.com/ja_jp/entrepreneur-of-the-year-japan/regional-programs/chugoku/program
 

報道関係のお問い合わせ

EY Japan BMC (Brand, Marketing and Communications)

Tel 03 3503 1037