EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパン

世界で食の喜びを提供するグローバル企業

店内調理した「手づくり・できたて」の食事を提供することにこだわった外食企業グループを経営。また近年、自社による新業態開発に加えて、M&Aで自社では開発できない魅力を持った他社開発業態もグループに加わり、2018年9月末時点で世界39の国と地域で1,605店舗（国内1,056、海外549）を運営。

プロフィール

1961年10月神戸生まれ。兵庫県立加古川東高等学校卒業。神戸市外国語大学中退。学生時代のアルバイト経験を通じて飲食業の魅力に目覚める。1985年、焼鳥店「トリドール三番館」を創業。近年は讃岐うどん専門店「丸亀製麺」を中心に店舗を展開し、2011年4月には丸亀製麺の海外1号店をハワイ・ワイキキに出店する。現在、国内外において約1,500店舗以上を展開。

起業に至った動機

学生時代から将来はサラリーマンではなく、独立して自分の会社を起業しようと考えていました。学生時代には様々なアルバイトを経験しましたが、工場等での単純労働は私にとって苦痛でした。しかしその後、喫茶店でアルバイトをした際には、自分が調理した商品を召し上がったお客様から「おいしかったよ」「ありがとう」等の感謝の言葉までかけて頂き、私にとって天職だと思いました。食をきっかけに、単調な日常に感動が生まれる瞬間を経験したからです。当初は単なるアルバイトでしたが、知らず知らずのうちにその面白さに引かれ、自分で喫茶店を開業したいという強い気持ちを持つようになりました。

今後のビジョンについて

今まで気軽に外食を楽しめなかった新興国の生活者を含め、世界各地で一人でも多くのお客様に当社グループが提供する「手づくり・できたて」の味をお楽しみいただきたいと考え、2025年度には世界で6000店舗展開を目標とし、2018年9月末時点で世界39の国と地域で1605店舗（国内1056、海外549）を展開しています。
これを実現するため、現在の主力である丸亀製麺に加えて新たな業態の開発と、M&Aによる新業態のグループ化に果敢に挑んでいます。