EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。
EYは150カ国以上に事業を展開するプロフェッショナル・サービス・ネットワークであり、日本でも監査、税務、コンサルティングなどのサービスを提供しています。「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」をパーパス(存在意義)とするEYでは、障害を「Disability(能力が損なわれている)」ではなく、「Diverse Ability(多様な能力がある)」と捉え、適切な環境があれば特別な能力として発揮されると考えています。
障害のある若者の多くは通学だけで精いっぱいであったり、障害を理由にアルバイトをさせてもらえないなど、自分の将来のキャリアについて具体的に考える機会や経験を積むことが難しいのが現状です。EY Diverse Ability Internship Program(DAP)は、障害を持つ次世代の方々に公認会計士や税理士、コンサルタントなどの高度専門職を目指してもらうために、EY Japanと発達障害の就労支援機関Kaienが共同開発したプログラムです。
このインターンシッププログラムでは、EYの専門家が担う業務の一部を体験したり、監査や税務、コンサルティングのさまざまな専門職に携わる人々から話を聞いたりして、他の参加者と共にグループワークに取り組みます。これらのプログラムを通して、プロフェッショナルファームでの業務や、資格を生かした働き方についての知識を深め、自身の適性を知り、キャリアの選択肢や可能性を広げていただければと思います。
EY Diverse Ability Internship Program (DAP)では、“うまくできること“は重視しません。チャレンジと失敗を歓迎します。参加者同士がお互いの多様性を認め、お互いの挑戦を尊重し合う場を提供します。コミュニケーションが苦手なことや、知識が無いことなどを不安に思わずに、共にチャレンジし、将来のキャリアについて一緒に考えていくプログラムです。
会計士・税理士・コンサルタントなどの業務では、論理的思考力や数的思考が強みとなります。また近年では業務のデジタル化が進み、STEM(science, technology, engineering and mathematics)人材の活躍の場が増えています。DAPでは、学年・所属学部を問わず、企業の経営の仕組み、会計、税務、コンサルティングなどに興味のある方、自身の強みを生かした働き方を考えたい方にご参加いただいています。参加者の障害も、自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠如多動性障害(ADHD)、うつ病、場面緘黙(かんもく)症、強迫性障害、回避性パーソナリティー障害などさまざまです。
インターン参加前はコミュニケーションに対する苦手意識や不安を感じていた参加者も、インターン中は自身の殻を破り、グループワークなどで積極的に発言し、ファシリテーション役を買って出るなど、お互いに刺激を受けながら積極的にチームに貢献する姿が見られます。
また、インターンシップには40名近いEYのメンバーがEY Ripples(企業責任プログラム)の一環として参加し、グループワークのメンターなどを担当します。参加したEYのメンバーからは、「障害を抱えた人に対するイメージにポジティブな変化があった」「自身の内面にも変化があった」との声が上がっており、社内にも多くの気付きやインパクトがあるプログラムとなっています。
“就職活動が始まり、自分は何がしたいのか、自分の強みとは何なのか分からずにいましたが、このインターンに参加したことで、自己分析を行って自分の強みがはっきりと分かり、またやりたい仕事を決める参考にもなりました。本当にありがとうございました!”
“自分の殻を破って良かったです。そういった機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。”
“全体を通して、ポジティブなフィードバックを多く頂けたこと、大変励みになりました。自分の良さと今後の伸びしろについて、引き出してくださりありがとうございました。どのような人たちと仕事をしたいかを考える機会となりました。少し、将来と向き合うことが気楽になりました。”
“コミュニケーションは苦手、人前で話すのは苦手と言われている方が多かった中、最後の個人プレゼンは皆さん素晴らしく、非常に感動しました。積極的に発言されている方も多く、自分自身が普段の業務や研修などで積極的に発言していなかったことを反省しました。今後は色んな場で積極的に発言していこうと思います。”
“自分自身について振り返る良いきっかけになりました。自分の強みと弱みについて考え、周りの人にどれだけサポートしていただいているかについて、再認識することができました。”
“発達障害の方たちと働きたいと感じるようになりました。”
※2022年2月の開催は23名の方にご参加いただき、終了しました。次回の開催については決定次第、ご案内いたします。
日時: 2022年2月14日(月)~25日(金) 10:00~16:00 ※原則、土日祝日を除く9日間
場所: オンラインで実施 (お住まいの場所は問いません)
参加予定人数: 約25名
参加条件:
内容:
スケジュール(予定):
エントリー前にご自宅からでも参加いただけるオンライン説明会を開催します。インターンプログラムの詳細などをご案内しますので、ぜひお気軽にご参加ください。
参加を検討されるご本人はもちろんのこと、ご家族、支援者さまのみのご参加も可能です。
日時: 12月8日(水)18:30~19:30 開催済み
12月13日(月)15:30~16:30 開催済み
12月27日(月)18:30~19:30 開催済み
場所: オンライン(Zoom)
エントリーを終了しました。ご応募ありがとうございました。
エントリー受付期間:2021年12月1日(水)10:00 ~ 2022年1月24日(月)23:59まで
エントリー後、オンラインで面談を実施させていただきます。
インターンには定員があり、参加のご希望に添いかねる場合がありますのでご了承ください。
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