出版社 |
霞出版 |
価格(税抜き) |
3,200円 |
発行年月 |
2021.11 |
概要
これまで幾度となく、科学研究費補助金を中心とする公的研究費不正が新聞紙上を賑わせ、その都度公的研究費に関する指導等が行われてきましたが、数年もすると新たな不正が報告され、残念な事に不正と指導が繰り返される結果となっています。
これを受けて今回のガイドラインの改正は、研究者の倫理観と所属する研究機関の管理体制(ガバナンス)にフォーカスし、要求事項をより具体化しているところに特徴があります。本書は、研究機関において実際に管理を担当する実務者の判断の拠り所になる事を目的に作成したものです。
目次
第0節 はじめに
第1節 機関内の責任体系の明確化
第2節 適正な運営・管理の基盤となる環境の整備
第3節 不正を発生させる要因の把握と不正防止計画の策定・実施
第4節 研究費の適正な運営・管理活動
第5節 情報発信・共有化の推進
第6節 モニタリングの在り方
第7節 文部科学省による研究機関に対するモニタリング等及び文部科学省、配分機関による体制整備の不備がある機関に対する措置の在り方
第8節 文部科学省、配分機関による競争的研究費等における不正への対応
執筆等
EY新日本有限責任監査法人 編
【編集】濵口慎介
【執筆】福竹 徹、川辺恵子、髙橋宏延、島村路子、庄田真樹、河野 和可子、江見拓馬、宮本 香、佐藤 恵利華、老川純子、土屋 紗喜子、大熊俊也、川﨑奏海、平尾貴則、高崎 裕太朗、工藤貴仁
備考
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